餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ダービー卿チャレンジトロフィー

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今日のレースは冷静に予想をすることができない。
いつも冷静とは思えないと言われるかもしれないが、自分では
(あれでも)真剣に、客観的な予想を心がけているつもりだった。


でも、今日は。
どうしても、客観的に馬を比較することができない。
僕の一口馬、マイネルソロモンが出走するからだ。


だから、◎マイネルソロモンは初めから決まっていることを、
お許しいただきたい。(←誰に許しを乞いているのだ?)


マイネルソロモンは、今回、4ヶ月半の休み明けになる。
小牧太に激怒した(http://d.hatena.ne.jp/ICHIZO/20041121参照)
あのマイルCS以来だから、実に待ち侘びた出走だ。
今回は、主戦のごっちゃん(後藤浩輝)が、マイネルモルゲン(回避)
をフって選んでくれたというのも嬉しかった。


ただ、週の半ばまでは、不安もいくつかあったのだ。
国枝調教師が危惧している重ハンデについては、大丈夫かと思う。
確かに、重賞未勝利のマイネルソロモンに対して、57Kgというのは
見込まれすぎであるが、、背負い慣れた斤量でもあるし、相対的には
厳しくても、このメンバーなら何とかしてくれると思うからだ。


僕が考えていたマイネルソロモンの不安点というのは、以下の3つだ。


(1)落馬負傷明けの後藤…当初皐月賞さえ間に合わないのではないかと
いう情報もあったのに、こんなに早く復帰できるのか。皐月賞に向けて
実戦感覚を養うため、無理に出てくるのではないか?

(2)週末の天候…日曜日は雨の予報であった。重馬場は全く
苦手としているから、馬場が悪くなると非常に厳しい。

(3)調教不足…牧場から戻ってきて15日というのは、いくら何でも
少ない感じがする。いつまでも戻ってこなかったので、復帰戦が
遅れたのかと思ったほどだ。


しかし、今週末になって、この危惧は解消されてきた。
(1)は、早速昨日のメインレースを追い込んで勝っており、その他にも
2着が2回あるぐらいだから、ほぼ回復していると見ていいのだろう。
後藤の体さえ万全であれば、マイネルソロモンには最も手の合う騎手
だけに、心強いことこの上ない。


(2)の天候も、大丈夫なムードだ。これを書いている午前11時現在
中山は晴れているし、天候の崩れが遅れているようなので、このまま
降らずにすむ可能性も出てきた。
午後から降ってくるという可能性もあるが、そのタイミングであれば、
稍重にさえもならないのではないかと思う。
良馬場ならば、多少の雨でもこなしている実績があるから、ここは
大丈夫と信じたい。


ということで、(3)の不安だけになってしまった。
マイネルソロモンは、もともと休み明けを苦にしないし、去年も同じ
ようなローテーションで2着しているから、大丈夫ではないかという
意見もある。
厩舎に戻ってきたのはぎりぎりでも、例によってビッグレッドファームで
乗り込んでいるし、コスモバルクの調教パートナーもつとめていたらしい
から大丈夫ではないかと。


しかし、僕は思うのだ。
それにしても、15日前よりもっと早く戻ってくることはできなかったのか。
今年より休養期間が短い、昨年でさえも22日前に戻ってきているのだ。
まさかコスモバルクの調教パートナーをするために、復帰が遅れたの
ではないと思いたいが、あのオーナーだけにもしかすると…
放牧先で乗り込んできたから大丈夫、というが本当にそれを信じていい
ものなのだろうか。
同じようなパターンで復帰したマイネルレコルト、コスモバルクが、ともに
掛かってしまっているだけに、本当にうまく乗り込めたのかどうか、不安
がつのって仕方がないのだ。


といっても、3つあった不安のうち、2つは解消されたわけだし、かかって
しまう心配についても、後藤の勝負観が完全に戻っているのであれば、
何とかなだめてくれるのではないかと思いたい。


ということで、不安は杞憂に終わると考えて、マイネルソロモンの
初重賞制覇を祈ろう。


相手が難しい。
皐月賞馬ダイワメジャーの、ハンデ57.5Kgは恵まれたと思う。
手術明け、休み明けでという条件は確かに厳しいが、今週の調教の
動きはその不安を払拭するにあまりあるものだった。
思えば、皐月賞前の追い切りも、度肝を抜くものだった。
調教と実戦が結びつくタイプであるのなら、今回は絶好の狙い目で
あるという考え方ができる。
ただ、この馬の場合は、鞍上が柴田善臣大先生というのが、大きな
マイナスだ。G3クラスだから無印にはできないが、重賞の大先生と
いうだけで、評価を落とさざるを得ない。


もう1頭のG1馬、ダイワエルシエーロはどうか。
今の中山で、強力な先行力は大きな武器になるし、牡馬相手に
重賞も制しているから、ここに入っても実力は見劣らない。
鞍上も、今年乗れている福永祐一なら大丈夫だ。
ただ、この馬の場合は、初コースの中山が気になる。
直線の急坂をこなしきれるかどうか、それがポイントだ。
どちらかと言えば得意ではない、阪神コースにやや似ている
コース形態だけに、最後まで押し切れるかどうか不安が残る。
ハンデの55.5Kgも、牝馬であることを考えると実質ダイワメジャーと
同ハンデであり、楽に逃げるのは難しいとみた。
とはいっても、展開的に有利であることは間違いないので、ここは
3番手評価。


対抗はダンツジャッジ。
近走不調だが、得意の中山で一変ということは考えられ
このレースの2年前の覇者であり、追わせる赤木高太郎鞍上も
魅力だ。
実績の割に人気がなく、今回は絶好の狙い目とみた。


人気の一角ミッドタウン。
その実力は評価しているし、中山も得意だから当然注目の
存在なのだが、鞍上津村がどうしても不安。
なにせ、重賞初経験の見習い騎手なのだから。
調教でいつも乗っているから大丈夫などというコメントが出ているが、
調教と実戦はあまりにも違う。
だから、平場のレースでは、まだ3kg減の扱いになっているのだ。
その恩恵がここにも適用されて、ミッドタウンが53kgにでもなると
いうなら、狙い目も立つが、同条件となっては、僕にはとても手が
出せない。人気にもなっていることだし、ここは無印。


もう1頭の微妙な人気馬はフジサイレンス。
この鞍上五十嵐も、4年間で34勝しかしていないから、どうしても
不安が残る。
平地重賞は3回しか経験がなく、最高が6着では狙いにくい。
ただ、前走のオープンでは実に惜しい2着に突っ込んできているし、
その勢いをもってすれば、連下ぐらいには持ってこれるかもしれない。


あと1頭。
7歳という年齢は気になるが、春先になると走るトレジャーを
押さえておきたい。



◎マイネルソロモン
○ダンツジャッジ
▲ダイワエルシエーロ
△フジサイレンス
△ダイワメジャー
△トレジャー
消ミッドタウン



大阪杯は、横山典ハーツクライの一発。
重馬場にさえならなければ、典お得意の最後方から、度胸を決めた
直線強襲が決まるとみた。


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