餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

NHKマイルカップ

スポンサーリンク

今週から5週連続で東京でのG1となる。ただ、そのうち3つがマイルG1というのはバリエーションという意味でちょっとどうかと思う。3歳限定、牝馬限定など、条件はそれぞれ異なるけれど、果たしてここまで集中させる必要があったのだろうか。JRAには、1400メートルや1800メートルのG1戦がないという異常*1も含めて、偏った距離体系を見直してもらいたいと思っている。
とまぁ、それはともかく。ダービートライアルだった「NHK杯」から「NHKマイルカップ」に変わった時はなんだかとても違和感があったレースだが、いつの間にかもう11回を迎えることになった。月日の経つのは本当に早い。
これは前にも書いたけれど、東京のマイル戦をこなすためには、1800メートル以上の重賞で勝ち負けできるぐらいの底力が必要だと思っている。マイル重賞までこなしていれば、何とか足りないことはないが、安心できるためには、残りもう1ハロンでの強さが重要である。阪神2000メートルの毎日杯組と相性が良いというのは決して偶然ではない筈だ。
人気の2頭、フサイチリシャールとマイネルスケルツィに関しては、その点、全く問題ない。フサイチリシャールは、東京1800メートルの重賞を2回走って1着と2着だし、マイネルスケルツィはレベルの高いきさらぎ賞で僅差3着*2がある。だから普通に考えれば、この2頭で固い筈だが、2頭ともそれぞれ気になる点があるのだ。
まずはフサイチリシャール。関西馬にもかかわらず、昨年の東京スポーツ杯から5回連続で関東への輸送を行ってきている。特に、共同通信杯とスプリングSを両方使ったツケは大きく、皐月賞の5着敗戦は、距離のせいばかりとも言えないのではなかろうか。
スタートがそれほど早い馬でもない上に、今回は大外を引いたことで、いつもよりかなり後ろの位置取りになることが予想され、スムーズなレースができない可能性もある。ということで実力最上位は認めつつも、あえて評価を下げる。
そしてマイネルスケルツィ。このレースと相性の悪い、中山ニュージーランドトロフィーの勝ち馬であるが、レース内容は秀逸だった。東京競馬場経験や前述のきさらぎ賞好走歴もあり、死角が少ないように見える。ただし、調教走るこの馬が、今回軽めの仕上げとなっているのは気に掛かる。さらに鞍上は大先生だ。今年既にG1を勝っているのだし、大先生得意の東京競馬場だから心配いらないかも知れないが、やはりどうしてもひっかかる。ということでこれも評価を下げる。
この2頭の評価を下げるなら、あとは何が勝ってもおかしくない。
ということで、本命はディープエアー。2歳戦とはいえ1800メートル重賞(札幌2歳S)の連対馬だし、同距離オープンのコスモス賞勝ち馬でもある。レベルの高いきさらぎ賞で、ドリームパスポートから0.4秒差は悪くないし、弥生賞3着の実績もある。大敗皐月賞を度外視すれば、概ね安定した成績を残しており、それでここまで人気が落ちるなら、絶好の狙い目とみた。新馬から10戦も使っていて、ちょっと使いすぎの点が気になるけれど、混戦となれば実戦経験の豊富さが逆に生きる筈だ。四位よ、得意の死んだふり戦法で、四角大外から差してこい。
相手には、もちろんマイネルスケルツィ、そしてフサイチリシャールだが、一発があれば、マイルG1に強い横山典弘鞍上のファイングレインを。左にもたれる馬だけに、東京競馬場で内枠を引いたのは非常にプラスだ。ラチ沿いをきっちり走って、ノリのミラクル騎乗が重なれば大逆転まであり得る。
以下、連下には堅実&鞍上魅力のロジックと、東京コースに変わって見直しが必要のアポロノサトリと続く。馬券は◎○もしくは◎▲もしくは◎★の2頭軸マルチ3連単→○▲★△△54点を中心に買うが、人気薄馬が本命だけに、別途◎からの馬連総流しも買う予定。
◎ディープエアー
○フサイチリシャール
▲マイネルスケルツィ
★ファイングレイン
△ロジック
△アポロノサトリ

*1:それぞれ重賞は沢山あって、スペシャリストもいるのに、G1だけがないというのは何とも不可解だ。

*2:この時の上位2頭が、そのまま皐月賞でのワンツー。


マラソン・ジョギングランキングへ