倍率9倍。
「ONE TOKYOプレミアムメンバー」対象、東京マラソンの先行抽選権の倍率だ。
昨年は9.6倍だったから、僅かながら下がっている。しかし、9倍という数字は厳しい。
当選者は、9人に1人。いったい何がプレミアムだ、と言いたくなる。
とはいえ、発表まではやはり落ち着かなかった。
昨日発表ということは、予めわかっていたので、僕は朝から気もそぞろ。昼休みの時間などは、メールを確認しまくった。
迷惑メールフォルダなども念のためにチェックしたが、やはり届いていなかった。
昨日はかなり忙しく、ひととき、そんな抽選のことも忘れかけていた頃、夕方になって、メールが届いた。
タイトルだけだと、まだ、その合否はわからなかったが…。
開くとすぐに「落選」の文字が目に飛び込んできた。
あぁぁ、今年も、また落選、か。僕は大いに落ち込んだ。
まだ、一般抽選も、二次抽選も残っているので、絶望するには早いのだけれど、全く当たる気がしない。
「ONE TOKYOプレミアムメンバー」は、東京マラソンにおいて、都合3回の抽選権利を得られるが、どれも激しい競争倍率なので、3回とも外れる可能性の方が、遙かに高い。
プラス思考の人ならば、「それでも3回のチャンスは大きい!」と考えるのだろう。
しかし、僕はマイナス思考で、しかもひねくれ者だから、そうは考えない。
11月。
二次抽選にも敗れて、年間3回目のショックを味わうと、「3回もショックを与えておいて、4,320円もの年会費をとられるのは納得できない!」と思ってしまうのだ。
僕は、去年も、一昨年も、それで腹立たしくなり、会員を脱退するつもりだった。
しかし、自動更新システムの罠に嵌まり、そして、僅かな可能性もやっぱり捨てきれなくて、ずるずるとプレミアムメンバーにとどまっている。
これまでの、僕のエントリー履歴。
実を言うと…2012年から2015年までは、4年連続で東京マラソンに出場している。(←おい!
これまで書いてきたことは一体何だったのか。
呆れる人が多いだろうし、1度も当選したことのないランナーからは、
4回も出ていて、文句を言うな!
と、石を投げられそうだ。
確かにそれはその通りなのだけれど…。
2015年までは、「東京在住」「東京陸連登録者」かつ、プレミアムメンバーならば、謎の優先枠(?)があったようで、僕以外でも、同条件の人は、かなりの確率で連続当選していた。
しかし、それ以降、抽選はガチになった。(…のだと思う。)
ある意味、公正になったと言えるわけで、文句を言う筋合いはないのだけれど、となると、やっぱり、個人的にはプレミアムメンバー登録のメリットが、なくなってしまったように思う。
ある意味「予定調和」とも言える落選ショックを、年間3度も味合うのは、マイナス思考の僕にはとてもつらい。
来年こそ、プレミアムメンバーを脱退し、地道にお金を貯めて、チャリティに絞るかなぁ…と検討している。
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