ちょっと信じられないかもしれないけれど、ニューヨークは、先週まで「夏時間」だった。
それが、11月6日の午前2時に「冬時間」へ切り替わった。
サマータイムが終わったのである。
時計を1時間《巻き戻す》ことになるため、損をすることはないし、むしろ感覚的には得なのだけれど、でも、やっぱり混乱する。旅行者であれば尚更だ。
しかもそれが、ニューヨークシティマラソン(以下NYCM)当日というのが、これまた厄介なのである。
僕は、11年前に初出走した時も、混乱したことを思い出す。
「いったいなんで、どっちも11月第1日曜日なんだよ。世界中のランナーが混乱するじゃないか。」と思ったのだ。
しかし…。
今回ニューヨークで出会ったランナーから、こんな情報をいただき、考えが変わった。
米国のサマータイム終了は、10月最終日曜日だったが、2007年から、NYCMの開催に合わせて、1週遅れになった。
とのこと。
情報の裏付けがとれていない*1ので、それが本当かどうかはよくわからない。
ただ、NYCMが、米国を挙げての一大イベントであることは間違いない*2ため、サマータイムの切り替えも、そんな特別な日に合わせようということになったというのは、合点がいく。
1時間得をするわけだから、ちょっと寝坊しても、ゆったり街頭観戦に臨めるわけで、なるほどそういうことだったのか、と僕は思った。
出走ランナーにとっても、レース前夜の睡眠時間を1時間プラス確保できることになり、実は悪い話じゃない。
それはわかっているのだけれど、やっぱり混乱するんだよなぁ…。
一時期、日本でも「サマータイムが導入される」という話があったけれど、やっぱりこれは、なんだかとても面倒くさい。
日本に導入されなくて、ほんとによかったw