東京マラソン2021の開催が、2021年10月17日に決まった。
東京マラソンは、例年、2月~3月に開催されていたため、通常であれば、2021年3月の開催になる筈だった。
しかし、新型コロナウィルスの影響により、開催延期を余儀なくされたようだ。
来年10月であれば開催可能…なのかどうかは、未だ不透明な気がするけれど、しかし、何とか無事に開催できることを祈りたい。
ただ、一般のランナーにとって、その出走ハードルは、例年以上に高くなりそうだ。
今年、2020年の東京マラソンに出場する筈だったランナーが、優先出走権*1を持っているからである。
それに伴い、当然、抽選倍率は高くなるから、ただでさえ狭き出場枠が、さらに厳しい状況になることは必至。
募集要項は、2021年の3月に発表される予定なので、それを確認して、とりあえずは申し込んでみる予定だけれど、まぁ、無理だろうなぁ。
ところで…。
東京マラソンの開催日移行により、2021年の秋は、ワールドマラソンメジャーズ(WMM)の大会が集中することになった。
例年4月開催のロンドンマラソンも、10月3日への移行がアナウンスされているからだ。
もともと秋開催になっているベルリン、シカゴ、ニューヨークについては、現時点では開催日のアナウンスがなされていない。
ただ、例年通りのスケジュールで開催されると想定した場合、その日程は、以下のようになると推測される。
9月26日 ベルリンマラソン
10月 3日 ロンドンマラソン
10月10日 シカゴマラソン
10月17日 東京マラソン
11月 7日 ニューヨークシティマラソン
9月26日のベルリンマラソンから、10月17日の東京マラソンまでは、なんと、4週連続(!)での開催となる。
これだけじゃない。
例年4月に開催されているボストンマラソンも、秋への延期が確実だと思われるため、そうなると、WMM6大会全てが秋シーズンに集中することになるのだ。
いやはやこれは凄い。凄すぎる。
お金と時間と体力と瞬発力があれば*2、わずか2ヶ月足らずでWMM全制覇も可能ということになるw
そんなことができるのは、2021年限りのチャンスとなるため、歴史的な快挙に挑むランナーの出現に期待したい。