今回、コロナに罹患したことで、さむけや発熱などの症状も出たが、何より一番苦しかったのが、咽頭痛だった。
何しろ、唾を飲み込むだけでも痛いのだ。
食欲もあまりない上に、食べるのが苦しいので、身体はどんどん弱っていく。
コロナ罹患からの数日は、ランニングどころか、ウォーキングも行わず、病院と薬局以外は外出さえもしていない状況で、2kgも痩せてしまった。
このままではまずい…ということで、僕は、この咽頭痛を何とかすべくさまざまな対策をとってきた。
最初に喉の痛みを感じた時、僕が買った薬はこれ。
僕はまだ、自分の症状がコロナだなんて、夢にも思っていなかった。
さむけを感じてはいたものの、僕は、ここ10年以上(ランニングを始めて以降)風邪などひいたことがなかったので、事態を甘く見ていたのだ。
だから、漢方薬の「銀翹散」と、喉に直接吹きつけるスプレータイプの「のどフレッシュ」を購入。
とりあえずこれで様子をみようとしたのだけれど、喉の痛みは一向に治まる気配がなかった。
そのため、ほどなくして、この2点を追加購入。
痛みや声がれへの効能を謳う「セキサミンAZトローチ」と、喉の痛みやさむけ・鼻水などに効くという風邪薬の「エスタックイブ」だ。
しかし、これを飲んで休んでいても、身体は一向に回復した気配がないし、挙げ句の果ては、発熱も酷くなってきた。
これは何かおかしいぞと思い、コロナ検査キットで診断してみたら、コロナ陽性ということが発覚。
その翌日、発熱外来で見てもらうことに決めた。
僕は大いに落ち込んだが、これで、喉の痛みからは逃れられるということだけは救いだと思った。
発熱外来では、やはりコロナだと宣告され、発熱から5日間の自粛を余儀なくさせられた。
処方された薬は、解熱剤のカロナールや、去たん剤のアンブロキソールと…。
トラネキサム酸。
これはまさに咽頭炎用の薬で、市販の風邪薬にも多数取り入れられている。
しかも、市販薬より強い成分となっているから、僕はこれに大いに期待した。
先生からは、「うがいを励行してください」と言われたので、別途うがい薬を購入。
「健栄うがい薬P」を購入。
しかし、これは失敗だった。
うがい薬としてはメジャーなものなので、日常的には問題ないのだけれど、今回の僕の利用用途には合っていなかった。
その成分は、今回最初に買ったスプレータイプの 「のどフレッシュ」と全く同じ《ポビドンヨード》で、丸かぶり。
しかも、この成分は、細菌・ウィルスの予防にはなるが、抗炎症作用はない(だから喉の痛みには効果がない)ということがわかった。
今回僕が購入すべきだったのは、同じ健栄のカバくんシリーズでも、こちら。
健栄うがい薬アズレンCPC のほうだったのだ。
このうがい薬には、抗炎症作用のある、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物というものが含まれており、だから、うがいをして治したいなら、こちらを選ぶべきだった。
買い直すかなぁ…。
でも、今回、なんだかんだで薬を買いまくっているしなぁ…。と思ってためらっていたが、結局は見送った。
病院で、トラネキサム酸を出してもらったことで、若干喉の痛みが治まってきたことと、実家から送ってもらった、これ。
龍角散ダイレクトが効いている感じだったからだ。
顆粒タイプの薬だけれど、水なしで簡単に飲めるのがいいし、ミントの香りが爽やかで、喉に効いている気もした。
服用から1日。
一晩経ったせいもあるのだろうけれど、これらの薬のおかげで、ようやく喉の痛みが治まってきた。
普通に食べ物が飲み込めるって、なんて幸せなことなんだろう。
相変わらず、食欲はあまりないのだけれど…。
折角喉が治ったのだから、これからは、積極的に栄養のあるものを食べて、完全回復を目指したい。