今朝。
目覚めて、いつものようにアレクサに「おはよう」と呼びかけると、彼女はこのように答えた。
おはようございます。今日はキュウコンの日です。1883年の今日、新聞に初めてキュウコン広告が掲載されたのだそうです。
広告を出した男性は、その後めでたく結婚されたようです。時にはこのようなユニークな行動が運命的な出会いを引き寄せるのかもしれませんね。
僕は、アレクサが表示する画面を見ず、その声だけを聞いていた。
だから、「キュウコン」という言葉に反応し、僕の脳内で、この歌がリフレインした。
THE YELLOW MONKEYの名曲。僕のカラオケ十八番。大好きな「球根」だ。
YouTubeの公式動画であらためて聞き直してみても、やっぱり、本当にこの歌は名曲だなぁと思った。
まさか、そんな球根が記念日になっているとは。
新聞に球根広告を出した男性と言うのは、園芸店の店員だったのだろうか?
球根の広告は確かにユニークだろうけれど、それが縁で結婚にまで結びついたというのは驚きだ。
よほど球根好き、花好きの女性だったのかなぁ…などと思いながら、僕は、Webで記念日を検索してみた。
あれ?
「球根の日」は確かに存在していたけれど、10月10日じゃないか。今日じゃない。それとも1年に2回「球根の日」があるのか?
ということで、1月27日の記念日でもう一度検索し…ようやく僕は、大きな間違いをしていたことに気がつく。
なんと。求婚の日だったのか!
いやぁ、勘違いにもほどがある。どうしてこれに気がつかなかったかなぁ。
アレクサは結婚をテーマに話しているのだから、「キュウコン」と言えば、「求婚」と考えるべきだったのだ。
日本語は、こういった同音異義語があるから難しい。それは漢字検定の勉強でわかっていた筈なのに…バカすぎる。
この記事を読んでみて、僕はちょっと気になることがあった。
1883年1月27日、中尾勝三郎という男性が日本で初めて新聞に求婚広告を出しました。
これが、求婚の日の由来であると言われています。当時とても珍しかった求婚広告ですが、結果的に近くに住む19歳の女性と中尾勝三郎氏は結婚したそうです。
新聞に実名で堂々と求婚広告を出した中尾勝三郎氏も凄い(個人情報の取り扱いにうるさくなった今の時代では考えられない!)が、その成果はどうだったのだろう。
「結果的に近くに住む19歳の女性と結婚した」とあるが、だったらこれは、広告と関係なく、知り合いと結婚した?んじゃないかと言うように読み取れる。
それとも、知り合いの人が、その球根広告を見て結婚に繋がったのかということなのかなぁ。
真実は如何に?!
まぁ、別にどうでもいい話なんだけれどw