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JAL燃油サーチャージが大幅値上げへ。片道表示では見えにくい“往復価格”の高さ

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JAL国際線の燃油サーチャージ改定が発表された。 

最も安い韓国でも片道6500円、ハワイが片道3万4700円、北米や欧州に至っては、片道5万6000円にもなる。

4月発券分までと比較すると、2倍程度(近距離は2倍以上)の値上がりとなるので、頭が痛い。

しかも、当初は6月発券分から改定の予定だったのに、5月発券分から値上がりになる。

おまけに円安も酷すぎるので、海外旅行好きにとっては、地獄の状況と言っていい。

日本航空のWebサイトには、改定前後の状況が一覧で掲載されている。

JAL/JTA国際線「燃油特別付加運賃」の適用額を改定 (2026年5月~6月発券分)

リストの見出しにある基準価格は、シンガポール・ケロシンと呼ばれ、アジア市場で取引されるジェット燃料の国際指標価格のこと。

これが従来(ゾーンH)の13,000円基準から大幅に上がったため、燃油サーチャージも連動して上がることになる。

本来は23,000円基準のゾーンRになるところだったが、政府による中東情勢を踏まえた緊急的な激変緩和措置の補助の効果で、ゾーンQ(22,000円基準)に抑えられたとのこと。
ただ、補助の効果は薄く、莫大な値上げ幅に比べると焼け石に水といった状況だ。

もちろん、JALに限らずANAも同様の値上げを予定しているし、そもそも国際的な問題なのだから、どんなに厳しくても受け入れるしかない。

ならば、この値上がりも仕方ないのか…。

とは思うものの、旅好き、海外旅行好きとしてはモヤモヤが募る。

北米や欧州行きはともかくとして、アジア各国に行くならまだ耐えられるレベルかとも一瞬思ったが、それは、この表に掲載された価格が片道であることによる錯覚だと気づいた。

通常、旅は往復でするものだから、燃油サーチャージも当然往復で付加される。

その前提を踏まえてこの表を修正すると、こうなる。

タイやシンガポール往復でも、59,200円。

北米や欧州往復に至っては、112,000円!

あまりの高さに、航空料金なのかと間違えてしまうほどだ。

しかもこれは航空料金とは別途の位置づけとなるため、どんなにマイルを貯めて航空料金をゼロにしても、強制的に付加される。

いやはや本当に負担が重すぎて、目眩がした。

こんな時代なのだから仕方がないのだけれど、いつかはまた下がる日がくるのだろうか。

今の世界情勢を鑑みると、下がるどころかさらに値上がりしそうな気さえする。

実に不安だ。

呑気に海外旅行なんてできなくなってきたということなのかもしれないなぁ…。


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