遂に、今度こそ、発売されるのだろうか。
これまで、何度も何度も噂が出ては、結局幻に終わっていた、iPhone SE 2。
それがいよいよ登場する!と、昨晩、日経が報じた。
その見出しでは「iPhone 廉価版」と表示されているが、記事内では…。
16年に発売した「SE」の後継機という位置づけで、来春にも発売する。
と書かれている。
となれば、いよいよ、待ちに待ったiPhone SE 2登場ではないか!
いやぁ、待ち続けてきて良かった。
僕は、「iPhone 6」以降、大型化していくiPhoneの筐体に、どうしても馴染めなかったからだ。
あぁ、「iPhone 5」→「iPhone 5S」→「iPhone SE」と使い続けてきた甲斐があった。
しかし…。
記事をさらに読み進めると、それは、僕の期待とは異なるものであることがわかった。
画面の大きさは17年に発売した4.7インチの「8」とほぼ同じで安価な液晶パネルを使うことで価格を抑える。
「iPhone 8」ベース??
となると、現状の SEとは全然違う筐体じゃないか。
こんなにイメージが違うのに、「SE」の後継機と言われてもなぁ…。
僕は、どうにも違和感を覚えずにいられなかった。
あくまで、掌にすっぽり収まる4インチ端末であってこそ、iPhone SEだ!と思うからである。
ただ、それはあくまで僕の意見であって、「SEの後継」=「iPhone8ベース」となるのは、不思議でも何でもない。
数年前。液晶の大型化に舵を切ったAppleは、小型液晶を求めるユーザーのために、旧モデルであるiPhone 5をベースとして、「iPhone SE」を残した。
となれば…。
昨年。ホームボタンの廃止に舵を切ったAppleが、ホームボタンを求めるユーザーのために、旧モデルであるiPhone 8をベースとして、iPhone SEの後継機(iPhone SE 2?)を残す。
というのは、十分あり得る選択肢だ。
iPhoneは、来週発表される筈の新モデルでも、全面ディスプレイの新筐体だけが並ぶだろう。
しかし、ホームボタンの人気はまだまだ根強く、その最終モデルとなるiPhone 8の市場は高値で安定している。
となれば、「廉価なiPhone 8」は大人気となるだろう。
だから僕は、この噂に納得感も感じている。
現状、日経のスクープと言った感じで、他の情報ソースがないし、日経は断言調の飛ばし記事も多いため、本当に出るのか?という疑問は残る。
ただ、実際これがSEの後継機として発売されるとなれば、ひとつ、明らかな事実がある。
今度こそ本当に、僕の夢見ていた「4インチ液晶の」iPhone SE後継機は、絶対に、永遠に発売されないということだ。
僕はそれが寂しくて仕方がない。