たかがひと手間、されどひと手間。
ひと手間の違いが、まさかこんなに大きいものだなんて。
僕は、このコンビを使うまでは思いもよらなかった。
つい1ヶ月前まで…。僕は、通勤を終えて自宅に戻ってきた後、就寝前にiPhone SE(初代)の充電を行うのが常だった。
帰宅後すぐに充電しておけば楽なのだが、そうしない理由があった。
初代SEの場合、充電時には、「本体にライトニングケーブルを挿す」必要がある。
しかも、挿しっぱなしではいられない。
帰宅後も、何かとiPhoneを見たりすることは多いから、その結果《ケーブルを抜いたり挿したり》を繰り返すことになり、億劫。
…ということで、「就寝前にケーブルを挿す」ということを日課にしていたのである。
だから、これを稀に忘れたりすると、厄介だった。
朝、通勤の途中にモバイルバッテリを使って充電したりすることもあり、僕はそのたびに、自分のダメさ加減に滅入っていたことを思い出す。
しかし…。
今は、そんな生活とはオサラバ。
iPhone SE(第2世代)のゲット後、僕は、素晴らしい充電環境を得ることができたからだ。
先月下旬、僕は、新しいSEが届くのとほぼ同時に、これを入手していた。
ベルキンのワイヤレス充電スタンド。
そう。
iPhone(第2世代)は、初代と異なり、Qi規格に対応しているため、ワイヤレス充電が可能だからである。
ワイヤレスの充電スタンドは無数にあり、安い物なら、1,000円台から販売されている。
しかし僕は、「折角買うなら…」と、いうことで、使い勝手と信頼性にこだわって選択。
ベルキンの充電器を選んだ。
これは、Apple Storeの正規取扱製品である上、メーカーによる3年間保証もついており、安心・信頼のブランドだ。
本当は「ブラック」が欲しかったのだけれど、iPhone SEの発売タイミングということもあってか品切になっており、「ホワイト」をゲットした。
内容物一式。
本体の他に、USB充電器(Quick Charge 3.0対応)とmicro-USB充電ケーブルが付属している。
他社のものでは、充電器やケーブルが別売になっていたりする場合もあるのだけれど、これは、購入してすぐに使うことができる。
また、最大3mmまでの軽量プラスチックケースに対応しているため、ケースを付けたままでも充電可能。
僕は、この透明極薄ケースを装着しているから、もちろん何の問題もなかった。
この充電器の何より素晴らしいところは、軽く「ぽん」と気軽に置くだけで充電できるところ。
こういった縦置きはもちろんのこと…。
横置きでの充電も可能。
だから、デスクトップの横で充電をしながら、ウェブサイトの閲覧や動画視聴、テレビ電話だってできる。実に便利だ。
台の下部には、滑り止めもついている。
だから、軽く立てかけた時に、iPhoneが滑って倒れてしまうようなこともない。
細かいところだけれど、やはり、しっかり作られた製品だなぁと思う。
充電時は、単にここへ「置く」だけだから、外すのが容易なのも大きなポイント。
初代iPhone SEの場合は、充電をする際、ケーブルを繋ぐ必要があったので、必ず【両手】での操作が必要だった。
しかし、ワイヤレス充電対応のSE第2世代なら、充電したり、手に持ったりという操作を、全て【片手】で行うことができるのである。
いやはや、これは超絶的に便利だ。
僕は、もう、ワイヤレス充電なしの生活には戻れないかもしれない。
…と言っても、僕のもう一つのメイン端末であるBlackBerry KEY2は、ワイヤレス充電非対応なので、ケーブル抜き差しを行っているのだけれどw