今年の大型連休明けから、新型コロナの取り扱いが「5類」に変更された。
それ以降、いろいろと変わってきたなぁ…と感じることがある。
今更ながらではあるが、そんな変化についての思いを書き残しておきたい。
このブログは、個人的な覚書といった側面も有しているため、この時代の変化を、記録にとどめておきたいのだ。
何より一番ありがたいのが、マスクなしで、気兼ねなく走ることができるようになったこと。
マスク着用の《任意》化は、コロナ5類化に先駆け3月13日から実施されている。
僕はそれが大いに嬉しくて、こんなエントリーを書いたことを思い出す。
しかし…。
3月中は、早朝の屋外だというのに、まだまだマスクをしている人の方が圧倒的に多かった。
マスク着用で散歩をしている人からは、あからさまに嫌な顔をされて、避けられることもあった。(10m以上も離れていたのに!)
だから一応、バフなども装着できるようにして、走らざるを得なかったことを思い出す。
そんな状況が、5類に変わって以降、ようやく変化してきた。
散歩などをしている人でも、「マスクなし」の方が主流になってきたのだ。
気温が高くなってきたせいもあるかと思うけれど、ようやく、嫌な思いをせずに街なかを走れるようになったことが本当に嬉しい。
マスクに関して言うと、朝晩ラッシュ時の通勤電車でも変化が生じている。
厚生労働省は、「通勤ラッシュ時など、混雑した電車・バスに乗車する時は、マスク推奨」を呼びかけており、僕もマスクを着用している。
《屋外》かつ《ソーシャルディスタンスを保てる》ランニング時と異なり、《三密必至》の通勤ラッシュ時は、まだまだ感染不安が拭えないからである。
しかし、5類への移行後は、ラッシュ時でもマスク未着用の人が増えてきている。
僕の通勤経路においては、若者を中心に、約1割ぐらいの人が未着用だ。
政府の方針はあくまで「マスク推奨」であり、最終的には個人の判断なので、それは仕方ないのだけれど…。(ただ、大声で話すのだけはまだちょっと勘弁して欲しい。)
街なかのショップや飲食店などにおいても、変化が生じてきている。
コロナ禍の間は、どの店においても、こういった掲示と対応が行われていた。
しかしこれも、5類への移行後は、ほぼなくなりつつある。*1
かれこれ3年近くも、当たり前のように行われていたから、なくなってみると、ちょっと違和感さえ感じてしまうほどだ。
デニーズなどは、店内から消毒液まで消えてしまった。
あれはあれで便利だったので、コロナ云々関係なく、残しておいて欲しかったなぁ…。
利用者の方は、食事をしている時以外は、「自主的に」マスクを着用している人がまだまだ多いけれど。
個人的に嬉しいのが、町なかにあるメガネ洗浄機や、トイレのハンドドライヤー復活。
どちらも気に入って利用していたものだけに、復活は喜ばしい限りだ。
各種イベントなどでの制約も撤廃されているようで、「ライブでの声出し」などもできるようになったのは、非常に大きい。
また、東京マラソン出走時に面倒だった、抗原定性検査や、体調管理アプリなどの登録もなくなるようだ。
今後開催される大会では、5類移行に伴って感染症対策の見直しが告知されている。
ようやく普通に、気楽に、イベントが楽しめるようになってきて、嬉しい限り。
今後、また、あの面倒な世界に後戻りすることがないよう、祈りたい。
*1:個人店などにおいては、この対応を継続しているところもあるようだけれど、全国的なチェーン店については、基本的に撤廃されている。