今年、3年ぶりに開催される(筈の)北海道マラソン。
僕は、2011年から8年連続で出場しており、僕が最も多く出場しているマラソン大会となる。
だから、復活は嬉しいし、もちろん今年はエントリーする予定だ。
ということで…。
つらつらと北海道マラソンのWebサイトを眺めていたら、いろいろと思ったことがあるので、ここに書き記しておきたい。
- 今週末からエントリー開始。えっ?抽選なの?
- オフィシャルウェアパートナーが、「On(オン)」に
- かなりシビアな返金規定
- 炎天下でのマスク着用はキツい…。
- アスリートビブスにネームが入れられる!…けれど。
- 最大の楽しみは…。
今週末からエントリー開始。えっ?抽選なの?
北海道マラソンは、これまでずっと先着での受付だった。
もともと人気の大会ではあるけれど、瞬殺で出走枠が埋まってしまうようなことはなかったので、まさか抽選になるとは思っていなかった。
制限時間が伸びて(5時間→6時間)参加しやすくなったことや、オリンピックの影響(コースは全然違うんだけれどなぁ)で、人気が過熱するという予想からだろうか。
オフィシャルウェアパートナーが、「On(オン)」に
「On」は、スイスのスポーツウェアメーカーで、日本国内のフルマラソン大会では、初めてのスポンサーになるとのこと。
僕は、恥ずかしながら、これまで「On」というメーカーを知らず(スイスのジュネーブマラソンで走ったこともあるのに…)
ということで、「On」のWebサイトを確認してみたら、なかなかどうしてこれが格好いい。
僕は、雨の日に走ってもぐちょぐちょにならない靴を探していたので、この機会に1足買ってこうかと思っている。
かなりシビアな返金規定
申込規約には、開催が中止になった場合の返金規定が記載されている。
コロナウィルス感染症の慢性化(というか何というか…)に伴い、柔軟な返金規定を設けている大会が多いのだけれど、北海道マラソンは実にシビア。
開催の3ヶ月以上前に中止が決定されても、50%しか返金されない!
というのは、ちょっと衝撃。
その段階では、何の準備もされていない(と思う)のに、なんでそれしか戻ってこないのだろう…。
コロナウイルスの状況は、変異株などの影響により、絶えず変動していくから、現実的には、そんなに早く中止が決定するとは思えない。
例えば、2ヶ月前に中止が決定したとすると、返金額は20%止まりとなり、1ヶ月を切ると、ゼロになってしまう。
いやはやこれはかなりシビアだ。
また、もしも実施する場合でも、大会当日に参加者の居住地で緊急事態宣言が発令されていた場合、出走は不可となっている。まぁ、これは仕方がないかもしれないけれど…。
炎天下でのマスク着用はキツい…。
マスクの着用規定もなかなか厳しい。
スタート直前も、フィニッシュ後も、マスク着用は必須。
レース時以外はマスク厳守という規定になっている。
「最近のマラソン大会では、それが普通なんじゃないの?」と思われるかもしれない。
この基準自体は、確かに、コロナ禍でのマラソン大会において、デフォルトの設定になりつつある。
ただ、北海道マラソンは、他の大会と大きく異なる点がある。それは…
灼熱の炎天下で行われる大会
ということだ。
12時スタートだった時代よりはマシになったが、それでも、レース直前は、30℃近くになる場合もある。フィニッシュ後などは、完全に炎天下だ。
真夏の時期は、政府からも、「屋外では、熱中症防止のため、適宜マスクを外しましょう」とアナウンスされる。
そんな中、マスク必須のスタートエリアや、フィニッシュエリアで、熱中症にかかるランナーが続出することはないだろうか。
北海道マラソンは、コロナ禍以前でも、レース中に熱中症となるランナーが多数発生するほどの、苛酷な大会。
そんな状況において、レース前後のマスク着用は、地獄に感じられるかもしれない。
ちょっと心配。
アスリートビブスにネームが入れられる!…けれど。
2022大会から、名前入りアスリートビブス(旧称:ナンバーカード)を選択することが可能になりました。※有料=税込550円。登録競技者不可
アスリートビブス?なんじゃそりゃ?
…と思ったら、ナンバーカードのことだった。いつからナンバーカードが旧称になったんだ。聞いてないぞ。
調べてみると、2020年4月から、日本陸上競技連盟競技規則が改正されて、「ナンバーカード」の名称が「アスリートビブス」に変更されたようだ。
その変更理由は、ナンバー(番号)ではなく、選手名を記載する大会が増えてきたことへの対応だという。
だから、アスリートビブスに名前が入れられるというのは、その流れに沿ったものなのだろうけれど、550円の別料金がかかるのはちょっと痛い。
しかも、ビブスに記載できるネームは、RUNNETに登録してある本名限定というのが不満。
「Gyoza Runner」や「餃子ランナー」などのように、別名*1でも、登録できるようにして欲しかったなぁ…。
最大の楽しみは…。
なんだか、ケチばかりつけている感じになってしまったけれど、大好きなレースであるが故の、ささやかな不満なので、許して欲しい。(誰に言っているのだ?)
いざ、無事にレース当日を迎えれば、感動と興奮に包まれることは間違いない。
個人的に、今年最大の楽しみは、スペシャルゲストである大迫傑選手に会えること。
今、僕が最も好きなアスリートなので、北海道マラソンの舞台で逢えるのは、本当に嬉しい。
できれば、コース内のどこかに大迫選手がいてくれて、ハイタッチなんかしてくれると最高なのだけれど、このご時世だから無理だろうなぁ。
それがちょっと残念。
*1:僕の場合、ニックネームじゃなく、あくまで「別名。」戸籍上の本名は、世を忍ぶ仮の名前だw