東京マラソン財団が主催するメンバー制度「ONE TOKYO」には、無料のクラブメンバーと、年会費がかかるプレミアムメンバーがある。
プレミアムメンバーになると、東京マラソンへの《先行抽選》《二次抽選》に参加することができ、僕は過去、その恩恵で何度も当選した。
2012年から2015年までは、なんと4年連続で当選し、プレミアムメンバー最高!と感じていた。
しかし、2016年以降、潮目が変わる。
僕は2018年に当選こそしたものの、その前後4回は落選。
プレミアムメンバーは、年間3回の抽選チャンスがあるが、逆に言うと、出走できない場合は、「年間3回落選通知を受け取る」ことになり、これはちょっと凹んだ。
それでもずるずると毎年契約を更新していたが、コロナ禍がやってきた2020年に脱会。
この年は、東京マラソン(の一般部門)が中止となり、翌年以降の開催も不透明。
そんな状況で、会費だけ払い続けるのも馬鹿馬鹿しいと気がついたからだ。
しかし…。
この決断は裏目に出る。
去年の3月に、1年遅れで開催された「東京マラソン2021」*1では、外国人出走がNGだったことに伴い、ONE TOKYOプレミアムメンバーは全員当選!というバブルが発生。
僕は「あと1年会費を払っていれば…」と大いに後悔したが、もう、後の祭りだった。
それから再入会するのも癪なので、見送っていた僕に、思わぬ朗報が届いた。
なんと、一般枠で「東京マラソン2023」に当選したのだ。
いやぁ、嬉しかった。本当に嬉しかった。
今年の3月、5年ぶりに出走した東京マラソンは、実に感動的で、僕は「やっぱり東京マラソンは良いなぁ。最高だなぁ」という思いに包まれた。
僕は再び東京マラソン熱がこみ上げてきたので、プレミアムメンバーへの再入会を考え始める。
落選通知を3回も受け取るのはやっぱり嫌だけれど、でも、年々感受性が弱くなっているし、再入会ということで、今回はワンチャンがあるかもしれないと思ったからである。(根拠無し)
さらに、年会費の改定情報を知って、最終決断した。
これまで4,400円(税込)だった年会費が、2024年4月期から、5,500円(税込)になる。
この情報だけだとマイナスの情報でしかないが、年度区切りの変更に伴い、今年の加盟だけは、特別料金設定となることが判明。
改定に伴う対応として【2023年7月から2024年3月末】を移行期間とし、
年会費は3,300円(9か月分)となりますのでご注意いただきますようお願いいたします。
年会費が3,300円で済む!
これは朗報だ。
会員期間は9ヶ月しかないけれど、東京マラソン2024の抽選チャンスは全て含まれている。
このメンバー制度は、東京マラソンの出走権チャンスが増えることが最大のメリットなのだから、その特典を失うことなく、実質値下げとなるのは最高。
ということで、僕は、3年ぶりにプレミアムメンバーに復帰した。
コロナ禍も落ち着き、マラソン大会人気も復活してきた今、東京マラソンの倍率も再び高騰する筈で、まぁ、当たらないとは思う。
来年以降の年会費は5,500円になってしまうので、今年当たらなければ再脱会も検討するけれど、また、しばらくはずるずると加盟してしまうような気がする。
単に体よく取り込まれただけかもw
*1:コロナ禍に伴い、1年延期になったもの。東京マラソン2022は中止。ややこしいなぁ。