僕にとって、Garmin ForeAthlete 745は、切っても切れない相棒だ。
昨年10月1日の発売以来、僕の左手には、常にGarminが存在している。
745を購入する前、僕は、920XTJを使っていた。
Garmin ForeAthleteの900番台モデルは、フラッグシップだから、機能面やスタミナは文句なしだったが、920XTJには致命的な欠陥があった。
バンドが切れやすい、という欠陥だ。
このエントリーを書いた後も、半年単位でバンドが切れ、僕は、イライラしながら使っていたことを思い出す。
後継モデルのForeAthlete 935→945では、その欠点が改善されていたので、尚更僕は、920XTJへの不満を募らせていた。
それでも僕は、920XTJを5年以上我慢して使い続けてきたが…。
昨年、745の発売にビビっときた。
これは、700番台のミドルレンジモデルになるため、900番台よりも若干機能が劣るのだけれど、今の僕にはそれで十分だった。
945には搭載されていないSuica機能もついていたので、即決。
発売直後に書いた「無敵のラン友」だという思いは変わっていないし、心拍測定やSuicaの利用により、ランニング時以外でも、常に手放せなかった。
そんなGarmin ForeAthlete 745に、先週辺りから、突然大きな問題が発生した。
なぜか、まともに充電ができなくなったのである。
745の充電は、本体背面に、専用の充電ケーブルを挿しこむだけ。
920XTJでは、クレードルタイプのケーブルにがっちりとはめ込む必要があったため、充電がうまくいかないことも多々あったが、745では、一発ですんなり充電が開始されていた。
だから僕は、突然の不調に頭を悩ませていたのだ。
ケーブルを何度も抜き差ししていると、ようやく充電が開始されるのだけれど、ひとたび充電が始まっても、しばらく経つと、それが止まっていることもあった。
僕は、Garminなしではいられないので、いろいろと試行錯誤してみた。
- Garmin 本体再起動→ダメ
- USB差し込み口の変更→ダメ
- 予備ケーブルに交換して充電→ダメ
いやはや、いったいどうしたものか…。
抜き差しを繰り返す間に、何パーセントかは充電されるので、それを繰り返しながら、騙し騙し使ってきたが、いつまでもそんなことを続けてはいられない。
これは、修理に出すしかないのかなぁ…。
そんなことを思いながら、接点部分を見つめていたら、ちょっとしたホコリがついているのが、目についた。
ふと、この部分を拭いてみたら、どうなるだろうと思った。
手近にあったウェットティッシュで、両方の接続部分を拭いた後、接続させてみると…。
全く問題なく、充電が開始された。
何度か繰り返しても、今は全く問題なく充電される。今までの苦労は何だったんだ!というレベル。
いやぁ、真実というのは、案外単純なところに眠っているのだなぁということがわかった。
この歳になっても、いろいろと勉強になることがあるものだw
僕は、そんなことも気がつかずに、1週間も試行錯誤していたのだから、バカすぎだ。
また、アルコールタイプのウェットティッシュによるクリーニングは、錆などを生じさせる可能性があるため、「無水エタノールと綿棒」による掃除の方が安全、ということもわかった。
次回また、充電が上手くいかなくなったときは、まず、それで手入れを行うことにしよう。
もしかするとこれは、誰でも知っている常識なのかもしれないが、僕は知らなかったし、しかも、忘れっぽいたちなので、自分用に、覚書で残しておくことにした。