先週末、僕はMRI検査の結果「腰椎圧迫骨折」が判明し、全治3ヶ月の診断を受けた。
整形外科医の院長先生から、骨折である旨を告知された時…。
僕は、その発生原因が、北海道マラソンにあると考えた。
レース4日前の練習で、腰痛を発症しながら、北海道マラソンに無理矢理出走し、そして、完走してしまったことが、骨折の原因だと思ったのだ。
しかし先生は、次の言葉で、そんな僕の思いを否定した。
「マラソン完走は、圧迫骨折の直接原因じゃない。」と言ったのだ。
「疲労骨折なら話はわかる。しかし、圧迫骨折はその性質が違う。単に走っているだけなら、このような骨折にはならない。」とのこと。
先生は、「レース中やその後に、転倒などしていれば、それが(圧迫骨折の)原因となり得る。」と言った。
しかし僕は、転倒などしていない。レース後半は、滝のような雨に打たれてベタ歩きだったこともあり、転びようもなかった。
となると、いったい、圧迫骨折の原因は何なんだ?ということになる。
先生曰く…圧迫骨折が生じる大きな原因は2つあるとのこと。
1つは、転倒などの強い衝撃によって椎体に圧力がかかること、そしてもう1つは、骨がもろくなってしまったこと。いわゆる骨粗鬆症。
外的な問題でなければ、僕の骨がもろくなっていたことに伴う骨折だろうというのだ。
そもそも、北海道マラソン4日前、腰痛が発生した段階で、骨粗鬆症によって骨にヒビが入ったか、その時点で骨折していた可能性があるということらしい。
腰痛のシグナルがあったのに、ろくなケアもしないでフルマラソンを完走したことが、症状を悪化させた可能性はある。
しかし、骨折の根本原因は、骨粗鬆症ではないか?というのが先生の見立てだった。
ということで…。
僕はとりあえず血液検査を行い、来週は、骨密度などの精密検査等を行って、骨粗鬆症かどうかの確認をとることになった。
先生からは、こんなパンフレットも提示された。
今後は、意識的にカルシウムを積極的にとってもらいたいとのこと。
カルシウム…か。
確かに僕は、これまであまり意識してとってこなかったかもしれない。
僕の主食である餃子は、三大栄養素のタンパク質/炭水化物/脂肪をバランス良く含んだ完全食だけれど、カルシウムはそんなにとれないんだよなぁ…。
詳しい結果は、来週以降の診断待ちとなるが、もしも、今回の骨折原因が骨粗鬆症だったとしたら、ちょっと悩ましい。
骨粗鬆症とは、「骨が弱くなり、骨折しやすくなる」病気だから、今後も、骨折再発の危険性があるからだ。
僕がまだ走り続けていきたいならば、骨を強くする、鍛えることも考えていかなければならなくなる。
頭が痛い。