餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「バーチャル東京マラソン」の完走条件が難化!

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2020年。

コロナ禍の襲来に伴い、全国各地のマラソン大会は、軒並み中止に追い込まれた。

ただ、その代わりに、各所で「バーチャルマラソン」が実施されるようになった。

これは、GPSウォッチなどを使って距離を計測し、実際のレースと同じ距離を走るモノだ。

その完走条件は、リアルレースに比べて緩く、一定の期間内に走った累積距離でOKという形が主流。

バーチャル東京マラソンにおいても、これまではその形式をとっており、2023年バーチャル大会では、次のようにアナウンスされていた。

本イベントは、好きな時間に好きな場所で、さらには累積⾛⾏可能なバーチャルランで、トレーニングでの活⽤はもちろん、ランキング発表やデジタル完⾛証を⽬指して普段のランニングモチベーションアップとして活⽤いただけます。

開催⽇ 時︓2023 年 2 ⽉ 18 ⽇(⼟)7:00 〜 2023 年 3 ⽉ 19 ⽇(⽇)17:00

参加者募集!バーチャルランで世界各国のランナーと繋がろう!「バーチャル東京マラソン2023」開催  

約1ヶ月間かけて、フル距離(42.195km)を走ればいい。ランナーならば楽勝だろう。

僕はまだ、フル距離を走るのは無理だけれど、来年の2月、しかも1ヶ月かけて良いのであれば、簡単に完走できる、筈。

バーチャル東京マラソンの完走者のうち100名には、「東京マラソン2025」の出走権もプレゼントされるようだから、運試しもかねてチャレンジしようかと思った。

…が。

先週発表された「バーチャル東京マラソン2024」の出走条件を見て驚愕。

TMF VIRTUAL RUN

完走条件のハードルが一気に上がっていたからだ。

バーチャルマラソンの開催期間は、「2024年2月17日(土)7:00~2024年3月17日(日)17:00」の1ヶ月間となっており、昨年とほぼ変わらない。

しかし、1人で参加する場合、その条件は大きく変更されてしまった。

※開催期間中において、1アクティビティ・1回の計測での走行距離が42.195km以上になるように走行してください。

なんと、「1回の計測でフルマラソン距離を走る」ことになってしまったのだ。

この時期、(リアルの東京マラソンを含め)レースに出走するランナーならば、そのついでに完走してしまうことは簡単だろう。

けれど、もしもリアルのマラソンレースに出走予定がなければ、完走のハードルは一気に上がる。

「レースで42.195km走る」ということと「ひとりで42.195km走る」ということは、難易度が格段に違うからだ。

若くて元気だった頃の僕ならば、「それも面白い」と思っていたかもしれない。

実際に、ひとりでフル距離を走ったことは何度もあるし、なんなら、ひとりで100km走ったこともある。(完走後は地獄だったけど…。)

しかし、骨折の後遺症が抜けていない今の僕には、かなり厳しい条件。

難化レベルが酷すぎる!と訴えたくなった。

この「バーチャル東京マラソン2024」には、【ペアの部(各自累積で完走)】と言う部門もあり、こちらならば、昨年同様に累積での集計となる。

しかしこれは、2人組での参加が条件(参加費も倍の7,000円)となり、2人それぞれが、期間内累計でフル距離を完走しなければいけない。

完走条件は大幅に緩和(昨年までと同様)になるが、この企画に乗ってくれるパートナーを探す必要がある。

それはそれで結構面倒臭くて、僕の性に合わないのだ。

東京マラソン事務局の思惑を邪推すると…、

  • ガチで、タイムを狙って走りたい人は【個人の部(1回で完走)】
  • のんびり、自分のペースで走りたい人は【ペアの部(各自累積で完走)】

で参加してくれと言うことなのだろう。

でも、僕はひとりでのんびり走りたいんだよなぁ…。

ちなみに、前述「東京マラソン2025」の出走権が当たるという完走特典は、【個人の部】【ペアの部】あわせてのものだから、超狭き門。その他の特典は何もない。

完走メダルや参加賞もないのに、3,500円払って、ひとりでストイックにフル距離なんて走れるだろうか。

僕には無理。見送りだw


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