北海道マラソンは、僕にとって特別な意味を持つ大会だ。
マラソンを始めて2年目の2011年から、9年連続でエントリー。
2019年は、レース数日前に座骨神経痛を発症したため、無念の出走断念となったものの、僕が最も出場している大会だからである。
2020年と2021年はオリンピック開催の煽り&コロナ禍の影響で開催中止になっているため、今年の「北海道マラソン2022」は、3年ぶりの開催。
僕にとっては、4年越しのリベンジとなる。
その開催にあたって思うことは、以前のエントリーで書いたので、今回は詳しく述べない。
返金規定が厳しすぎることなど、不満もいくつかあるけれど、無事に開催されることを祈るだけだ。
そんな「北海道マラソン2022」のエントリーが、いよいよ今週から始まった。
エントリーはRUNNETのWebサイトで実施。
RUNNETでのエントリーは、いったいいつ以来になるだろう。もう、覚えていないくらい、昔の話だ。
ただ、僕の個人情報は、まだRUNNETに残っていたため、登録は、あっという間に完了。
《抽選待ち》という文字を見て若干不安になる。
北海道マラソンについて、「東京オリンピック2020と同じコースを走れる!」「北海道開催だから涼しい!」という、大きな誤解をして申し込むランナーが一定数いそうなので、想定以上の倍率になりそうな気もするからだ。
今年から、制限時間が1時間延長(5時間→6時間)になったことも、人気に拍車をかけそうな気がする。
以前は、4時間制限のガチな大会だったのになぁ…。(それだと今の僕には出られないかもしれないけどw)
北海道マラソンは、確かに東京マラソン2020で使用されたコースを使用する。
しかし、そのメインコースとなるのは、中盤に延々と控える(東京オリンピックのマラソンコースに含まれない)超単調な新川通の往復であり、華やかな札幌駅周辺とは大きく異なる点には注意が必要だ。
新川通は、ストイックな気分で走れるし、ラン仲間ともすれ違えるので、僕はとても好きなのだけれど、ここで心折れる人が多いのも事実。
また、8月末とはいえ、夏の札幌市街はとても暑い。
今年から、スタート時間が30分繰り上がって8時半になったのは朗報だけれど、それでも、オリンピックに比べれば圧倒的に遅い。
東京オリンピックのマラソンでは、朝7時のスタート。女子に至っては、当日の気温を考慮して、朝6時スタートに繰り上がっているからだ。
8時半と言えば、オリンピック条件ならフィニッシュの時刻。その時刻からスタートして、ぐんぐん気温が上がる街を走るのだから、かなり苛酷。
給水体制は万全だけれど、観光ラン気分で申し込むと、かなり厳しいレースになると思う。
…などと偉そうに書いてきたけれど、僕はもう、3年以上フルマラソンを走っていないので、かくいう自分が完走できるかどうか、大いに不安だ(汗)
もうホテルもエアもとってあるので、出場する気持ちは満々だが、今の僕に走りきれるかどうかは今後の精進次第。
最近は、毎日ダラダラ5km程度を走っているだけで、全くロングランしていないからなぁ。
僕は暑さに強いタチで、むしろ寒いより全然いいと思っているが、それでもやっぱり、いきなりフル距離を走るとなると不安だ。
とりあえず、抽選に当たったら、少しずつでも練習距離を伸ばしていきたい。