餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「マスク」ラン、「バフ」ラン、「ターバンダナ」ラン!~山中伸弥教授からのアドバイス

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日本は、今、外出自粛要請下にあるが、ジョギング、ランニングは公的に認められている。

但しこれは、あくまで《健康維持のための》ランであり、いつでもどこでも好き勝手に走っていいということではない。

たとえジョギングが認められているからと言っても、みんなで一緒に走ったり、人混みの中を駆け抜けたりしたら、ウイルスの影響を受けるのは必至。本末転倒だ。

しかし実際は、そんなランナーもいるようで、見るに見かねて(?)山中伸弥教授が、YouTubeで、このようなメッセージを発信した。

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ジョギングエチケット~YouTube

飛沫感染防止のために、街を走る際は、マスクやバフをつけて走ろう、というものだ。

山中伸弥教授は、言わずと知れたノーベル賞受賞者であり、医学者。

今回の新型コロナウイルス問題については、緊急事態宣言が発令される前から、警告を鳴らし続けている。

このエントリーで書かせていただいたが、山中教授は、稀代の医学者であるとともに、快足ランナーでもある。

ノーベル賞受賞後、超多忙な状況になっても練習を欠かさず、年々記録を伸ばし、今年2月の京都マラソンでは、3時間22分34秒で自己ベストを更新。

しかも、57歳(!)という年齢での自己ベストなのである。いやはや凄い、本当に凄い、超絶のランナーだ。

今回のYouTube動画は、そんな山中教授が発したメッセージだから、ランナーにとっては、まさに《金言》と言えるものだろう。

この動画で、教授はまず、マスクの装着を薦めているものの、本人としては「顔にくっついてしまって苦手」であるとも述べている。

その代わりに…と言って紹介したのが、BUFF(バフ)。

動画の中で教授が装着しているのは、京都マラソン2018の参加賞として提供されたものだ。

京都マラソンでは、お馴染みの参加賞のようで、その内容は、公式Webサイトで詳しく紹介されている。

曰く、「一枚でネックウォーマーやヘッドバンド、リストバンドなど、何通りもの使い方ができるスペイン生まれの多機能ギア」とのことで、フェイスマスクとしても活用ができる。

BUFFは、もちろん市販もされており、amazonなどでも多数の商品が販売中。

正確に言うと、BUFFというのは商品名ではなく、ブランド名なので、単に「BUFF」だけだと、他の商品もヒットしてしまうが、《ネックウォーマー》の縛りをつければ、絞り込むことが可能。(それでも一部は他の商品が入ってしまうのだけれど…。)

f:id:ICHIZO:20200422040736j:plainBUFF(ネックウォーマー)での検索結果~amazon

僕は、山中教授の動画を見た後、すぐに検索し、購入しようと思ったが…ちょっと躊躇った。

教授動画の影響なのか、皆、その納期がかなり先になってしまっているのである。人気の柄などは、GW明けになってしまっているものもあった。

類似品であれば、早々に入手できそうなものもあったため、「とりあえずそれで凌いでおくか…」とも思ったが、ここで僕は、ハタと思い出したことがあった。

BUFFと似たスタイルのグッズであれば、既に持っているような気がしたのだ。

そしてそれは、記憶違いではなかった。

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「ランナーズ」2011年3月号&ターバンダナetc.がキタ! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

今を遡ること9年前。「ランナーズ」の定期購読特典としてついてきた、《ターバンダナ》だ。

僕は、当時、ネックウォーマーや帽子がわりに結構活用していたのに、すっかりその存在を忘れていた。いやはや、ボケているなぁ…。

しかし、こういうときに、ブログを書いていると役に立つw

ターバンダナとは「ターバン」と「バンダナ」を掛け合わせた造語で、BUFFと同様、さまざまな使い方ができる。

調べてみると、この商標は、オクムラという会社の製品らしく、現在も楽天で購入可能な商品だった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【 Okumura / オクムラ 】 turbandana ターバンダナ バンダナ
価格:1100円(税込、送料別) (2020/4/22時点)

楽天で購入

 

おぉ、まさにこれだ。

フェイスマスクとしても利用可能である旨が強調されている。

BUFFとは使い勝手が異なるかもしれないが、試してみる価値はありそうな気がした。

ということで、押入の中を探しまくって*1…発見!

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そんなに派手じゃないし、RUNNERSのロゴ入り。いい感じだ。

ということで、僕は、先週の日曜、早速これを装着して走ってみることにした。

平日の夜明け前ランでは、僕は、人とすれ違うことが殆どないため、こういったものは不要かもしれない。

しかし、先週の日曜は、走り出しが若干遅く(それでも6時台だったけれど^^;)、天気も絶好だったため、人とのすれ違いが予想されたからだ。

案の定、散歩の人なども含め、かなりな人とすれ違った。

なるべく遠ざかって走るようにはしていたが、ターバンダナがなければ、少し危険だったかもしれない。

ただ、これを終始装着したままで走るのは、やっぱり、ちょっと苦しい。

マスクよりは断然マシだが、十分な呼吸ができないからである。

もちろん、だからこそ意味のあるグッズなのだろうけれど、ロングラン、スピードランは無理かなぁ…と思った。

まぁ、あくまで《健康維持のための》ランだから、それでいいのかもしれないけれど。

走り続ける力

走り続ける力

  • 作者:山中伸弥
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本
 

*1:僕は、こういうものは絶対に捨てないので、見つかるという確信があったw


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