さぁ、いよいよ、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が始まる。
来年の東京オリンピック出走権を賭けた、運命の闘いだ。
当日のマラソンコースと、「ほぼ」*1同じ条件で行われるというのは魅力的だし、男子と女子のレースが両方楽しめるというのも、素晴らしい。
レース中の沿道は、どこもかしこも黒山の人だかりになることは必至。折り返しの多いコース設定なので、「いったいどこで観戦するか?」と言うのは、大きなポイントとなるだろう。
ということで、観戦ポイント下見も兼ねて、僕は、早朝から繰り出した。
神宮外苑、いちょう並木のスタート地点。朝5時半の状況だ。
放映準備も着々と進んでいる。
僕は、コースに沿って、とりあえず走り始めてみた。
付近の沿道には、既に場所取りをしている人がいた。
この地点だと、スタート直後の大興奮を味わうことができそうだけれど、フィニッシュまで、2時間近くぼーっと待たなければいけないのが、辛そうな気も(^^;
道中各所では、交通規制に向けての準備が行われていた。
MGCのコースは、新宿シティマラソンのコースから、東京マラソンのコースを辿る形で進んでいく。
靖国通り。
この辺りでも、まだ往路と復路の時間差が結構ある。
道路が横断できないため、往復両方を観戦しようと思うと、かなりの迂回を余儀なくされるのも厳しいかもしれない。
飯田橋交差点。
東京マラソンにおいても、沢山の人で賑わう場所だ。
東京マラソンでは、この交差点を右折するが、MGCでは直進し、水道橋の白山通りを右に曲がる形となる。
6km地点の案内板。まだ設置準備中だった。
そして僕が向かったのは、神保町交差点。
昨日、レースマップを眺めていて、僕は、この交差点が、最高の観戦スポットだと思った。
ここは、選手たちが3回も通過する場所になる。
男女別で考えると、合計6回のレースシーンを見ることができる、最高のスポットだ。
地下鉄の駅もあるため、向かい側への移動も簡単。往復の時間差もそれほど長くないから、短時間で、白熱のシーンをたっぷり堪能できそうだ。
選手たちが3回すれ違う場所としては、他に日本橋もあったけれど、日本橋よりは空いているだろう…とも思った。
ということで、ワクワクしながら走り続けていくと…。
既に、沢山の人が場所取りをしていた。
僕がここに到着したのは、まだ、朝の6時半。
神保町を、男子のトップ選手たちが最初に通過するのは、9時10分頃の予想だから、まだ2時間半以上あるのに、もう、こんなに人がいるとは…。
いやはや驚いた。
これは、かなり早めに行かないと、生で観戦するのは難しいかもしれないなぁ…。
などと思いながら、僕は、とりあえず今日のランを終了。
MGC出走選手たちの、およそ倍の時間をかけて、ゆったりのんびり走った記録w
今日は、結構日差しが強く、朝から結構暑さを感じた。
レース中は25℃ぐらいになるという予報だから、マラソンとしては過酷な条件だ。
しかし、本番のオリンピックではもっと暑くなることが必至なので、これぐらいの暑さはこなせないと、勝負にならない。
代表選手選考会としては、まさに最高の条件と言えるのではなかろうか。
これを書いている今、時刻は午前8時を過ぎた。
さぁ、トップ選手たちの白熱のレースが、いよいよ始まる。ワクワクだ。

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*1:本番のオリンピックでは、新国立競技場がスタート/フィニッシュ地点となるが、競技場はまだ完成していないため、今日のMGCでは、神宮外苑のいちょう並木地点となっている。