昨日。
リリカの副作用に苦しみながら業務を終え、ようやく帰宅すると、ポストに投函されていた。
フロストバイトロードレース事務局からの手紙だった。
僕は、このレースに、2013,2014,2016と出場していて、今回が4回目の登録。しかし、これまで、こんな封書を受けとったことはなかったので、ちょっと驚いた。
2014年までは、ハガキのみだった記憶がある。そのハガキで入場し、会場となる横田基地内で、ナンバーカードを受けとる仕組みだった筈だ。
2016年は、なんと、ハガキの事前送付がなくなり、RUNNETのマイページから、必要書類をプリントアウトして持参しなければいけなくなった。
変更理由として、年末年始の郵便が非常に混み合うため、そのトラブル回避などと説明されていた。
しかし、僕には、単なる体のいい経費節減の言い訳としか思えず、ちょっとした怒りさえ感じた。
そもそも、「プリントアウトが必須となります」などと、気軽に言うなよ!と、思った。
当時、僕は、家のプリンターが不調で、簡単にプリントアウトを行うことができない状態だったからだ。
色々と苦労して、何とか印刷はできたものの、実に不満だった。
どうやらその評判が悪かったのか(当たり前だ!)今年、2017年開催のレースからは一気に改善され、案内ハガキどころか、ナンバーカードまで事前送付されるサービスに変わっていたようだ。
やればできるじゃないか!
ナンバーカードまで事前送付されるのならば、当日が一気に楽になる!と一瞬嬉しくなったが、このレースが「特殊」な大会であることを思いだし、我に返った。
通常のレースなら、ナンバーカードが事前送付されれば、あとは、当日、スタートラインに並ぶだけでいい。
だから、レース直前に到着しても出走することが可能*1。これは、実に楽だ。
しかし、こと、このフロストバイトロードレースにおいては、そうはいかない。
なぜなら、このレースは、米軍横田基地内を走るレースだからだ。
横田基地は、日本国内にあって日本ではないような土地なので、そう簡単には入場できない。
だから、レース前、基地内に入るためには、パスポートなどの身分証明*2が必要で、それに加えて…
この入場証も持参しなければいけない。
以前は、参加案内ハガキが入場証を兼ねていたが、その役割を、ハガキ大の入場証が請け負う形になったようだ。
ナンバーカードの事前送付で「油断」してしまい、当日、この入場証の持参を忘れてしまいそうなので、注意が必要だなぁと思った。
僕は、未だ腰と足の調子が思わしくないため、スピードレースへの出場には二の足を踏む。
僕はもともとハーフマラソンという競技が好きではないので尚更。
ただ、僕にとって、このレースは特別なので、できれば出走したい、という方向で考えている。
僕は、これまで2回以上出場したハーフマラソンのレースは、このレースと山中湖RRだけ。それほど、僕にとって非常に思い入れの深い特別なレースなのだ。
初めて出走した2013年。
僕は、絶好の好天のもと、アメリカンな雰囲気に酔いしれて、実に感動した。
レースそのものもさることながら…。
レース後のハンバーガーなどもこれまた最高で、また絶対に出場しようと思った。
ということで、翌年、2014年も出場をしたのだけれど、この時に悪夢が待っていた。
基地内の入場後、ナンバーカード受取の際、段差に躓いて転倒、胸と膝を強打してしまったのだ。
かなりの痛みで、本当に辛かったが、僕は折角基地内にまで入ったのにDNSはあまりに悔しいと思い、何とか出走。
完走はできたものの、この時の無理が尾を引いて、2週間走れなかったことを思い出す。
そんなつらい記憶があったため、翌年、2015年のフロストバイト出走は見送ったが、やっぱり、このレースは好きだったので…。
2016年にリベンジ出走。
2年越しの借りを返すことができ、非常に気持ちが良かった。
ということで、僕にとっては実に思い出深い、大切なレースなのだ。
来年の1月中旬という日程は、身体の問題以外にも諸般の事情があり、まだ確実に出走できると言えない。
ただ、大好きな、そして思い出だらけのレースなので、できれば出走を叶えたい。