その日僕は、飯能・宮沢湖のほとりにある温泉施設「喜楽里別邸」へ出かけていた。
朝一番からさまざま温泉や岩盤浴を満喫。
平日の有給休暇を生かして、心と身体のリフレッシュを行うことができた。
折角飯能まで遠征したのだから、終日そこでのんびり…ということも考えたのだけれど、結局僕は、午前中で退館することにした。
飯能駅の近くに、どうしても行きたい店があったからだ。
その名は、「中華 友(とも)」。
クチコミなどによると、コスパもボリュームも良くて、餃子も手作り。しかもランチ時間のみの営業。
これは行くしかないではないか。
ということで僕は、朝から何も食べず、温泉で渇いた身体のまま、プチハイキングでその店に向かった。
店の場所は、飯能駅から5分程度。
僕は、行きのウォーキング時に確認済だったので、迷わずに到着。
臨時休業だけが不安だったけれど、暖簾がかかっていて、ホッとした。

入店。

店内は、カウンターのみ8席。
地元の方々で賑わっていたけれど、ちょうど1席だけ空いていたので、ホッとして着席。
やおら、メニューを眺める。

手作り餃子、400円。安い。
これと瓶ビールはマストなので、まずはその組み合わせで注文。
女将さんから「ビールはお食事と一緒にしますか」と言われたので、「それでお願いします」と伝えた。
僕は、この一言が結構嬉しい。
ビールだけ先に出てきて、餃子が焼き上がるまで、間を持て余すことが結構あるからだ。

店内には、お得なランチセットの写真が掲げられていて、常連の方々は、皆それらを注文していた。
ランチメニューに混じって、なぜか「肉まん」があったことにちょっと驚く。名物なのだろうか?
ただ僕は、既に餃ビーを注文していたため、加えてランチメニューは重すぎる。
肉まんも少し魅力的だったが、餃子と同じ「小麦粉クラスタ」の料理になるため、バランス的に、別途1品料理を加えることにした。
ということで、「キクラゲと豚肉の炒め」(700円)を注文した。
僕はキクラゲと玉子の炒めものが大好きだからだ。
メニュー名には《玉子》が含まれていなかったため、玉子の少ないタイプだろうかという心配があったのだけれど…。
厨房での調理風景を眺めていたら、卵を3個(!)も使っていた。
しかも大量のきくらげと豚肉を炒めている。
僕は大いにワクワクしながらその登場を待っていると、そんな期待のハードルをさらに越える形で登場した。

もの凄いキクラゲ量!
僕は、キクラゲ好きなのでたまらなかった。
キクラゲだけじゃない。前述の通り、卵は3個も使っているし、豚肉量も負けていない。
要は、とにかくボリュームがハンパない「キクラゲと豚肉と卵炒め」だということだ。
僕は、過去さまざまな店でこの料理を食べてきたが、そのボリュームに関しては、間違いなくナンバーワン。
しかもその価格が700円だというのだから驚くばかり。これは驚異的なコスパだ。
しかも、味がこれまた文句なし。
卵のとろみ、キクラゲの弾力、肉の旨みが見事に絡み合っていて、口内が至福に包まれる。
これをご飯と一緒に食べたら、ご飯がいくらあっても足りない!と思えてしまった。

最高の一品料理は、もちろんビールとの相性も抜群。
さらにキュウリもつけていただいたので、ビールが止まらない。
僕は、感動しながら箸を進めていると…。

手作り餃子もキタ!
餃子は皿にしっかり並んでおらず、雑然とした形で出てきたけれど、それもまた、手作りっぽくて良い。

最強の相棒、ビールとの競演。
餃子は400円。ビールは大瓶で600円なので、餃ビーだけなら、1,000円で堪能できることになる。これもまた凄いコスパだ。

その味も素晴らしかった。
野菜と肉のバランスのとれた餡は食べ応えがあるし、甘みのあるもっちり皮がこれまた最高。
きくらげ炒めのボリュームがハンパなかったので、この日の僕は1皿にとどめたけれど、餃子だけなら間違いなく追加注文していた筈だ。
いやぁ、本当にこの店は最高。
ボリューム、味、コスパ。何をとっても申し分なし。
温泉帰りのリフレッシュした身体に、染み渡るビールもたまらなかった。
今後また飯能に遠征するときには、絶対にまた行きたい店だ。

