今日、12月12日は「漢字の日」。
「漢検」を主催する日本漢字能力検定協会が制定した記念日だ。
漢字の日という記念日には馴染みがなくても、この日に合わせて発表される「今年の漢字」は知っている人が多いのではなかろうか。
そう。
例年、清水寺の住職が書道パフォーマンスを繰り広げる日なのである。
僕は、一応漢検準1級ホルダーで、「漢検生涯学習ネットワーク」にも入っているほど、漢字に対しては思い入れが強い。
だからやっぱり、「今年の漢字」は気になるし、例年個人的な予想もしている。
ただ、去年の予想は実につまらなかった。
過去、オリンピックイヤーにおける今年の漢字は、金メダルの印象からか、必ず「金」が制定されているからだ。
「金」という漢字は、「キン」だけじゃなく、「カネ」とも読むので、実に汎用性が高い。
人間社会では、カネがらみの出来事が日常的に発生する上に、オリンピックの金メダルが重なるのだから、もはや鉄板中の鉄板。
だからもちろん、去年もその通り「金」に決まって、5回目の「今年の漢字」受賞となった。
こうなると面白くないので、もう「金」は殿堂入りにした方がいいんじゃないかと思う。
その点、今年は混戦(?)で、予想のし甲斐がある。
ただ僕は、少し前まで「米」で間違いないだろうと思っていた。
去年から始まった米不足は深刻な状況に陥り、《備蓄米》が大いに話題となった。
米という漢字は、「コメ」だけではなく、「アメリカ」を表しているのも大きなポイント。
米国関税により、日本経済は大きな打撃を受けているし、今年は6年ぶりにトランプ大統領も来日。
これはもう、「米」で決まりだろう、と思っていた。
ところが、SNSで広がっている予想を見てみると、ちょっと意見が割れている。
もちろん「米」は人気なのだけれど、それと同じぐらい話題になっているのが、「高」だった。
その理由としては、物価高、株高、気温も高かった…等々さまざま上がっていたが、最も多かったのは、「高市総理の高」だということだった。
僕は「なるほどねぇ…」と思ったものの、なんとなく違和感も覚えた。
アメリカは「米」と表現されるが、高市総理を「高」とは呼ばないからだ。
だから、一瞬こじつけのようにも感じたのだけれど、投票期間(11/1~12/9)を考えると、あり得そうな気もしてきた。
高市政権発足直後の大人気ぶりに加え、物価高の「高」も絡めることで、政治と経済みたいな意味を含められて、通好み(?)のチョイス。
だから、ひとたび広まれば、一気に投票が集まった可能性も否定できない。
もうひとつ。
これはもう、本当に最近の話題として、見過ごせない状況になってきた漢字。
「熊」だ。
この秋以降、その出現が大きな問題となっており、全国各所で被害も出ている。
話題性は十分なので、最後に大まくりしても全く不思議はない。
個人的には、今年の漢字が、人間に危害を及ぼす「熊」っていうのはイヤだなぁ…。と思う。
しかし、この「今年の漢字」制定には、恣意的な要素は一切入らず、投票数の1位が選ばれるということを考えると、話題性だけで受賞することは十分あり得る。
過去には、「毒」や「災」などと言う漢字が選ばれたこともあるので、今年の漢字が「熊」になってもまったくおかしくはない。
さぁ、いったいどれに決まるだろう。その結果がわかるのは、今日の午後だ。
僕はやっぱり、初志貫徹で「米」と予想。
【予想結果】(ハズレ…)

