日本の中にあるアメリカ。
橫田基地内を走る、フロストバイトロードレースは、僕にとって、とても思い出深いレースだ。
僕がこのレースに始めて出場したのは、2013年。
僕は、そのアメリカンな雰囲気に酔いしれ、心ゆくまでレースを堪能した。
コースの素晴らしさもさることながら、レース前にみんなで踊ったズンバや、参加賞でもらった強烈デザインのトレーナー、《本場》の味のハンバーガー。などなど…。
何から何まで楽しかった。
僕は、あまりハーフマラソンの距離が好きではなく、圧倒的にフルマラソン派なのだけれど、このレースならば、毎年出場したいと思ったほど。
…が、色々と苦い思い出のあるレースでもある。
2014年。
僕は、このレースの受付時に、段差で転倒し、胸と膝を強打した。
しかし、「折角ここまで来たのに、走らないというのは勿体ない」という思いで、レースに出走。
このレースは完走できたものの、無理して走った後遺症が出て、その後数ヶ月、後遺症に苦しんだ。バカ過ぎだ。
だから、その2年後にリベンジ出走し…。
ハーフマラソンのセカンドベストを出すことが出来たのは、とても嬉しい思い出だ。
2018年。
僕は、2年ぶりにこのレースの出走できるのを楽しみにしていたのだが、当時の持病だった座骨神経痛が直前に悪化。
結局、出走断念したことを思い出す。
この時のエントリーで書いたのだけれど、僕がなんと言っても残念だったのは、《参加賞のトレーナー》がゲットできなかったこと。
郵送受付などには対応していなかったので、現地に行かなければ受け取れなかったからだ。
《参加賞のトレーナー》は、インパクトのあるアメリカンなデザインで、しかも、毎年大きくイメージが違うため、僕はそれを本当に気に入っていた。
これらのトレーナーは、僕の大事な宝物だ。
そんなフロストバイトロードレースが、2021年は、バーチャルレースとして実施されることを知った。
第40回の記念大会だ。
その参加賞として、例年同様、オリジナルのトレーナーが用意されているというのだから、これは見逃せない。
僕がこれまで出場してきたハーフマラソン部門では、完走賞として、ネックウォーマーがもらえる。
さらに、今回の《バーチャル》フロストバイトで新設された、フルマラソン部門の完走賞が素晴らしい。
ネックウォーマーに加え、ビーニーも提供されるからだ。
ビーニーとは、折り返しのないニット帽のことで、僕は、以前、このレースの会場で購入したことがある。
もちろん、大会オリジナルのロゴ入りモデルだ。
これは結構気に入っていて、今でも、冬場になると絶賛愛用中。
今回、フルマラソン部門の完走賞として提供されるビーニーのデザインは、大会HP上で公開されている。
シンプルな白色ベース。どんな服装にも合いそうで、悪くない。
フルマラソン部に申し込んで完走すれば、トレーナー、ネックウォーマー、そして、このビーニーの、アメリカン3点セットがゲットできることになる。素晴らしい。
ただ…。
ビーニーは、個人的には、こっちのデザインの方が好みだった。
ド派手な迷彩デザインで、いかにもアメリカン。いやはや魅力的じゃないか。
これは、別途、販売用として提供されるもので、その価格は1,500円。
僕は、フルマラソンの部(6,000円)に申し込むことを決めており、このビーニーも追加購入すると、合計7,500円。
なかなかの額になってしまうけれど、アメリカンな3点セットには心が躍るし、やっぱり迷彩柄のビーニーも欲しいので、エントリーにあわせてゲットしておくつもりだ。