ここ最近、SNSで突然流行りだしたようなので、僕も試してみることにした。
耳年齢のチェックだ。
高い周波数の音をどれだけ捉えることができるかで、耳年齢がわかるという。
ということで、iPhoneのスピーカーから出る音でチェックしてみた。
一番下から、順番にボタンを押して聞いていくと、8,000Hzまでは、何の問題もなく、クリアに聞こえた。
しかし、10,000Hz(耳年齢60代)になると、急にか細い音しかキャッチできなくなり、僕は急遽不安に襲われる。
そして、12,000Hz(耳年齢50代)は…。
えっ?
えっ?
ええっ?
何にも聞こえないorz
嘘だろ。どうか嘘だと言ってくれ。
僕は、実年齢でも老年にさしかかってはいるが、まだ一応50代だ。
しかし、僕の耳はもう、60代並だということなのか…。
そう考えると、なんだか、さらに年老いてしまったような気分になる。
ただこのチェックは、聴取によっても結果が変わってくるようだ。
iPhone本体のスピーカーではなく、PCのスピーカーで聞いてみると、12,000Hzの音を捉えることができた。
iPhoneでも、ヘッドホンを使えば、12,000Hzの音は何とか聞こえたので、ホッとした。
しかし、喜んでばかりはいられない。
12,000Hzでさえ、その環境で何とか聞こえた程度なので、15,000Hz(耳年齢40代)以上の音は、どうやっても捉えることができなかった。
本当に音が出てるのか?故障じゃないのか?と疑ってしまいたくなるが、これが現実。
歳をとると、失ってしまうことが多いのは仕方がないのだけれど、捉えられない「音」があるというのは、どうにも切ない。
それだけ世界が狭まってしまうような気がするからだ。
例えば40代以下の人たちが、この周波数で会話を始めたら、僕には全く聞こえない。どんなに悪口を言われても、反応さえもできないことになる。
そんなしゃべり方ができるかどうか知らないけどw
この「耳年齢チェック」はパナソニックが作成したもので、Twitterでは、同社から、このような公式ツイートがなされている。
ご注目いただいている #パナソニック の
— パナソニックブランド公式 (@PanasonicBrand) 2021年8月24日
「耳年齢チェック」https://t.co/PA6PHyoHhM
いかがでしたか🦻
聞こえ具合についての不安や、
相談先についてもっと知りたい❗
という方に、#補聴器 サイトで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください👀https://t.co/I4v2XAQf9I
このチェックを受けて、自分の聴力に不安を感じた人を、補聴器のWebサイトに誘導している。
僕も思わず補聴器をチェックしてしまったではないか。
日常的な会話には支障がない(と思っている)ので、今は補聴器のお世話になることはないが、もしも買うならば、パナソニックかなぁと思い始めている。
商売、上手いなぁ…。