赤組*1の旅行ファンに激震が走った。
JALが所属する国際航空連合の「ワンワールド」で、その中核をなす、キャセイパシフィック航空が、ライバル連合の「スターアライアンス」に移籍するのではないかという情報が流れてきたからだ。
この記事によると、中国国際航空が、(自社の保有する)キャセイパシフィック航空の株式の保有数を増加させる協議を行っているとのこと。
もしもそれが実現した場合、キャセイパシフィック航空は、現在加盟しているワンワールドから、中国国際航空が加盟する「スターアライアンス」に移動する可能性があるという。
これはあくまで噂にすぎないが、もしも本当に実現してしまったら、大変な事態だ。
もともと、「スターアライアンス」は、「ワンワールド」よりも圧倒的に強大な航空連合。
それは、所属している航空会社の一覧を見れば一目瞭然だ。
HIS 航空会社【スターアライアンス(Star Alliance)】丸わかり!
世界各地域の主要キャリアをまんべんなくカバーしている「スターアライアンス」連合に対し…。
「ワンワールド」連合は、あまりに寂しい。
そんな中でも、キャセイパシフィック航空は、間違いなく連合の中核。
だから、もしもキャセイが抜けるということになれば、一大事だ。
世界190都市以上のネットワークを持ち、特にアジア・オセアニア方面に強いキャセイパシフィック航空を失う打撃は計り知れない。
僕は、2013年にJALのフライト修行を行い、JALの所属する「ワンワールド」のサファイアステイタスを得た。
その特典を生かして、香港の豪華なキャセイラウンジを巡った感動は、今でも鮮明に覚えている。
僕は、いつかまた香港のキャセイラウンジ巡りをしたいと思っているが、もしもキャセイがワンワールドから抜けてしまったら、それもできなくなってしまう。
キャセイパシフィック航空は、ワンワールド創設時からの主要キャリアだから、そう簡単に移籍は決まらないは思うけれど…どうにも不安だ。
*1:JALのシンボルカラーが「赤」であることに基づく、航空業界?用語。ANA好きは「青組」と呼ばれる。