餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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異国でさらに実感する「Googleマップ」の素晴らしさ

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僕はちょっと油断していた。
香港は、そんなに広い街じゃない。それも、郊外に出かけるわけじゃなく、市街地だけの移動。だから、行き当たりばったりで行動しても、それほど迷うことはないと思っていたのだ。
漢字表記もふんだんにあるし、いざとなれば、それと手持ちの地図をつきあわせれば、簡単に移動できると考えていた。
…甘かった。
到着初日。ホテルにチェックインして荷物を置くと、僕はすぐ「旺角電脳中心」に向かった。その感想は、以前のエントリーで書いたから今日は割愛させていただくが、そこに辿り着くまでに、僕は結構苦労してしまった。
僕の泊まったホテルから、旺角まではほど近く、しかも、目指す旺角電脳中心は、有名な露店ストリートである女人街のそばであることをチェックしていたので、すぐに見つかると思っていた。
しかし、僕は迷いに迷った。地図があるとはいっても、方向感覚がわからない。漢字表記があるとはいえ、町中が漢字だらけ。しかも、風景がどこもかしこも似ているように見えて、僕は、なかなか辿り着けなかった。
と、ここでやっと僕は気がついたのだ。折角スマホを持っているのだから、Googleマップを使えばいいんじゃないかと。遅すぎ(汗)
僕がやったことと言えば、iPhoneGoogleマップアプリを立ち上げ、それっぽい名前を入力して検索…それだけ。僕は、いとも簡単に目的地を見つけることができた。
ただ、このぐらいならば、まだ旅の初歩。地図を片手に探しても、いずれは辿り着けたと思う。
問題はこのあとだった。
次の目的地に向かうため、僕は彌敦道(ネイザンロード)を走るバスに飛び乗った。
目指す店は、尖沙咀(チムサチョイ)の手前から、少し脇道に入ったところ。
バス前面の表示に尖沙咀と書かれていたから、彌敦道を真っ直ぐ走って、途中で降りればいいと思っていたのだ。
甘い、甘すぎる。
ふと気がつくと、バスは横道に入っていた。どう考えても、彌敦道じゃない。風景もどんどん穏やかになっていく。これはまずい!僕は慌てて降車ボタンを押したが、なかなか次のバス停があらわれない。
ようやく降り立った地。僕は右も左もわからないような場所で佇むことになってしまった。とりあえず、彌敦道方向まで戻ろうと思って、歩き出してみたが、何やら大学の構内?のようなところに入り込んでしまい、本当に迷った。
しかし、僕は慌てなかった。そう。Googleマップがあるからだ。

GoogleMap2

いったいどこなんだここはw
いつしか彌敦道とは遠く離れた場所に入り込んでしまっていたが、でも、いずれ抜け出せることがわかっていたから安心だった。
Googleマップが、紙の地図より圧倒的に優れていると思うのは、「今、自分の進んでいる方向がリアルタイムにわかる」こと。反対方向に進んでいたら、その逆方向に進めばいい。標識などの表示がわかりにくい海外において、それは絶大な味方になる。
Googleマップの便利さは、国内でも十分に実感している*1が、異国では、さらにその効力が増すような気がする。
国内であれば、いざとなれば、「誰かに聞く」という手段が手軽で簡単だったりするのだけれど、異国ではそう簡単にいかない。
言葉の壁があるからだ。
語学堪能な人ならば、それでも困らないのだろうけれど、僕は不得手。まだスマホなどがない、若い頃の旅では、聞いてもなかなかその答えが理解出来ず、本当に苦労したことを思い出す。
でも、今は大丈夫。Googleマップという心強い相棒がいるから、僕はもう迷わない。いい時代になったなぁ。

GoogleMap3

さぁ、目的地までは、あと4分だ。

*1:特に、初めて行く飲み会の店を探す場合などは、本当に便利。


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