auに勢いを感じる。
その最大要因が、iPhone 4Sの販売権獲得にあることは言うまでもないけれど、決してそれだけではない。Android においても、WiMAX対応機を続々投入するなど意欲的で、さらにはWindows Phoneまで発売し、今や、「マルチスマートフォンキャリア」の雄にまで上り詰めた感さえある。
それはそうだろう。2011年のスマートフォン販売目標を、500万台以上に上方修正するほど、販売戦略はスマートフォンにシフトしているのだ。
そんな時に届いたDMなので、これは期待せずにはいられなかった。
投函されていたのは先週なので、前回のDMからは、僅か1ヶ月。いよいよサイクルが短くなってきた。
前回のDMは、これまでのものに比べて、大幅にスマートフォン色が濃くなっていたので、ちょっとわくわくした。だから僕はこう書いている。
次のDMでは、いよいよ無料交換端末にスマートフォンが入ってくるだろうか。そして、今後は、特別割引対象端末として、Android au以外の端末、例えばWindows Phone IS12Tや、噂の「あの」端末が入ってくる時が来るだろうか。
スマートフォンへ傾斜しはじめたauからの切替促進PR端末 - 言い捨ての小部屋
IS12Tや、噂の「あの」端末(=iPhone 4S)とまではいかなくても、1つぐらいは、Android端末が無料交換機種に入ってくると信じていた。
DMの封を開けてみると、電話番号や僕の名前に加えて、現端末名である「INFOBAR ICHIMATSU」(途中で切るなっ!)の名称も掲載されており、いかにもベストフィットな機種を推薦してくれているように思えた。
しかし、それは完全な誤解だった。
「キーが大きくて、防水対応の…」というところから、嫌な予感はしていたが、案の定…。
いつもの簡単ケータイだったorz
しかも、今度はピンクの花柄。これを僕みたいなオッサンに使えというのか。いくら無料とはいえ、これは拷問だ。ジュニアケータイの悪夢が甦る。
そして、切替促進DMシリーズで毎度おなじみの「PT002」「K006」。
この2機種の画像を見るのは、もう飽き飽きだ。よほどこの端末は余っているのかと邪推してしまう。
今回のDMは、無料交換用のマンネリ3機種のみが掲載されているのみで、スマートフォンは影も形もない。割引対象機種としての紹介さえなくなってしまった。なんでここに来て、推薦機種のバリエーションが後退してしまうのだろう。理解に苦しむ。
「未来は、選べる。」というのが、新しいauのコンセプトだけれど、長期ユーザーには、その選択肢すら与えられないというのか。
もちろん、無料交換や割引などにこだわらず、自力で選べばいいことなのだろう。それはわかっている。けれど、こういったDMが来ると、これまでauにこだわってきた気持ちが、萎えてしまうことは確かだ。
うーん。
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