餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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スマートフォンのマルチキャリアに進化したKDDIに抱く、「あの」端末の夢

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ほんの数ヶ月前まで、auスマートフォンと言えば、イコールAndroid端末に他ならなかった。
だからこそ、「Android au」というキャッチフレーズを使っていたわけだし、そのフレーズがすっかり浸透した感もあったので、これからもAndroid戦略で突き進んでいくのかと思っていた。
ところが、その裏では着々と大転換戦略が練られていたのだ。「未来は、選べる」戦略が。
その核となるのは、言うまでもなくiPhone4Sだろうけれど、実はその一歩前に、Androidからの転換は始まっていた。
今年8月25日に発売された、この端末から。


Windows (R) Phone IS12T | スマートフォン | au by KDDI

既に忘れている人もいるかもしれないが(ヲィ)、Windows Phoneの日本初上陸を達成させたのが、他ならぬKDDIだったのだ。
僕は、まさかau端末としてWindows Phoneが出るとは思っていなかったので、これには少し驚いた。
ただ、KDDIの軸はあくまでAndroidにあることは間違いなかった。
だからこそ、秋冬モデルでは、ずらっとAndroid端末を並べてきた。見た目の衝撃は少ないが、WiMAX搭載の端末を数多く揃えるなど、内容は充実しており、かなりの意気込みを感じた。


2011年 秋冬モデル ラインアップ | au by KDDI

しかし、iPhone4Sの獲得により、これからのプロモーション戦略が大きく変化していくことは間違いない。
au by KDDIのwebサイトでも、iPhoneだけは別タグでの表示となっており、別格扱いになっている。

端末の発売前と言うこともあって、今はまだ、《さらに詳しく》ボタンでアップルのページに推移するに過ぎない。
しかし今後は、きっと大々的にPRしていく筈だ。なんてったって「未来は、選べる。」のだから。
と。ここまでの話は、現実の世界。一部、僕の予想も含まれているが、概ね事実に沿った話となっている。
しかし、ここからは、妄想の話として書く。
3種類のOSを獲得し、今やスマートフォンのマルチキャリアになった感のあるKDDI。だからこそ、僕は、「あの」端末の登場を願ってやまない。

そう。BlackBerry Bold 9930だ。
この端末については、5月の登場時点で、auからの発売を夢見ていた。ただ、あの時のKDDIは「Android au」一色だったし、まずあり得ないだろうという諦めもあった。
しかし、「Android au」から「Smartphone au」に進化した今なら、少し登場の可能性が増したと言えないだろうか。もちろん、何の根拠も裏付けもなく、僕の夢に過ぎないのだけれど、しかし、やっぱり夢を見たくなる。
5ヶ月前、auからWindows PhoneやiPhoneが出ると予想した人はいなかった筈だ。最近最も元気があって、驚きを与え続けてくれるキャリアだからこそ、「次の1手」に期待したい。
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