流石は「あの」TUMIだ。
ビジネスバッグのブランドとして、あまりにも有名だけれど、最近は各種アクセサリー分野の拡大を図っていた。それはわかっていた。しかし、まさか、文鎮まで作っていたとは。驚きだ。
初めての分野とはいえ、TUMIらしさは十分に発揮されている。文鎮としては独特の形状であるけれど、サイズと重量のバランスがいい。質感も文句ない。これならば、少しぐらい高くても十分に購入の価値はある。
…わけないだろorz
書いていてどんどん空しくなってきたので、この辺でくだらないレビューはやめておこう。わかる人にはわかると思うけれど*1、これはもちろん文鎮ではない。以前、海を越えてきたTUMIの企画で紹介させていただいた、モバイル・パワーパックの羊羹バッテリ(TUMIバージョン)だ。
同種の外部バッテリに比べ、3倍近くの価格だったとはいえ、TUMIロゴ入りのメッシュポーチやくるくるケーブルなども付属しており、使い勝手もよかったので、これまで十分満足して使っていた。
だから、昨日のエントリーで外部バッテリを使った際も、最初は、この絵になるTUMIバッテリで撮影する予定だった。
しかし、それは儚い夢に終わった。全く動作してくれなかったからである。久しぶりの使用ということで、その前夜からバッテリの充電を行っていたのだけれど、ケーブルを繋いでも、赤いランプがひとつ灯るばかりで、まったく給電されている気配がない。一晩継続して行ってみても、全くその状況は改善されなかった。
これが、何年も使ったというなら、バッテリの寿命ということも考えられるだろうけれど、使い始めて半年あまり。しかも酷使していないので、まだまだ十分使える筈だ。
ならば、なんでこんなことになってしまったのか…実を言うと心当たりはある。
1ヶ月ぐらい前だったろうか。かなりハードな落下試験を行ってしまっていたのだ。その直後も普通に稼働していたので、落下の影響はなかったものと考えていたのだけれど、その後、バッテリの充電を行ってはいなかった。もしかすると、バッテリへの給電を行う回路(?)が、落下の衝撃で麻痺してしまったのかもしれない。
TUMIブランドの輸入品であるが故に、問い合わせは不能だし、そもそも、落下が原因と思われるのであれば、完全な自己責任であり、どうしようもない。それはわかっている。わかっているのだけれど、とても切ない。
*1:というか、誰も信じてなかったと思うけれど。