餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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2007年 JRA賞受賞馬

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年度代表馬 アドマイヤムーン
最優秀2歳牡馬 ゴスホークケン
最優秀2歳牝馬 トールポピー
最優秀3歳牡馬 アサクサキングス
最優秀3歳牝馬 ダイワスカーレット
最優秀4歳以上牡馬 アドマイヤムーン
最優秀4歳以上牝馬 コイウタ
最優秀父内国産馬 ダイワスカーレット
最優秀短距離馬 ダイワメジャー
最優秀ダートホース ヴァーミリアン
最優秀障害馬 メルシーエイタイム
特別賞 ウオッカ、メイショウサムソン
年度代表馬はアドマイヤムーン。これに異論はない。国際G1を3勝もしているのだから、文句なしの選出だろう。馬主のドタバタや有馬記念の回避などにより、多少の反発もあるかとは思ったけれど、多数決で決めるならば、やはりこの馬に落ち着くと思っていた。
ダイワスカーレットは惜しい。アドマイヤムーン178票に対して、73票も獲得しているのは大健闘だ。それはそうだろう。オークスこそ回避をしてしまったものの、クラシック2冠&古馬相手のエリザベス女王杯完勝、有馬記念2着は、文句ない実績。もしもアドマイヤムーンがJCを落としていたら、3歳牝馬として年度代表馬という偉業もあり得たのではないか。
そのダイワスカーレットが、3歳牝馬部門及び父内国産馬部門の2冠を制しているのは当然だけれど、驚いたのは、ウオッカとの得票差である。最優秀牝馬部門では「ダイワスカーレット275/ウオッカ14」という状況なのに、父内国産部門になると「ダイワスカーレット162/ウオッカ123」と拮抗しているのだ。
ダイワスカーレットの父は、クラシックホースのアグネスタキオンなのだから、それで評価が下がったということはないだろう。これはおそらく、ウオッカの父娘ダービー制覇という《血のロマン》に加えて「最優秀3歳牝馬はダイワスカーレットで仕方ないから、ウオッカは父内国産の方で評価しよう」というバランス(と言っていいのかどうかわからないけれど)感覚が働いたのではなかろうか。
結果的に、ウオッカは特別賞に落ち着いた。これにはまぁ納得だ。牝馬で64年振りのダービー制覇という偉業は、その後の結果がどうあれ、何らかの表彰は必要だと思うからである。ただ、メイショウサムソンにまで特別賞を与える必要があったのかどうか。春秋天皇賞制覇は立派だけれど、それだけと言えばそれだけだし、以前に何頭も出ているから、特に偉業と呼べるようなものでもないような気がする。
個々の得票詳細については、言いたいことが山ほどあるのだけれど、今日はちょっと時間がないので、あらためて書くことにしたい。
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