餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

【予想】2008年JRA賞受賞馬

スポンサーリンク

週が開け、来週後半*1には、恒例のJRA賞受賞馬が発表になる。
その結果に対して、僕は毎年色々と不満を書いたりしているので、たまには自分なりのスタンスで、事前に受賞馬を予想してみることにしたい。
受賞馬予想だけでは面白くないので、自信度をつけたり、投票内訳や異常投票(?)等の推察も加えてみた。おそらく、通常の競馬予想よりは当たるのではないかと思う*2
・最優秀2歳牡馬 【自信度S】セイウンワンダー
朝日杯を伏兵が勝っていたら、紛れもあるかとは思ったけれど、この馬ならば文句なし。2歳牡馬にとって唯一のG1を制している上に、新潟2歳Sを含め4戦3勝。ただ、「底を見せてない」などの理由から、ロジユニヴァースにもそれなりの票は集まりそうな感。リーチザクラウンに投票するスチャラカ記者も必ずいる筈。
・最優秀2歳牝馬 【自信度S】ブエナビスタ
あの阪神JFを見て、この馬以外に投票などできるものか。焦点は、満票になるか否か。去年のトールポピーは286票を集めたものの、3票の「該当なし」があった。もし、今年この馬を外して「該当なし」とする記者がいるなら、その理由を問い質したい。
・最優秀3歳牡馬 【自信度S】ディープスカイ
ダービー馬と云うだけで、3歳G1馬の中では1枚上の扱いである上に、NHKマイルCを制し、「あの」天皇賞秋でも3着、JC2着。個人的には満票の気持ち。ただ、皐月賞馬とは未対決なので、キャプテントゥーレに1票ぐらい入りそうな気も…いや、あり得ん、満票にベット!
・最優秀3歳牝馬 【自信度A】リトルアマポーラ
牝馬G1の勝ち馬が全て異なる上に、それぞれの馬同士が勝ったり負けたりしていて、序列をつけるのが難しい。ただ、唯一の古馬牝馬との混合G1を制しているという点で、やはり、リトルアマポーラに落ち着くのではなかろうか。
とはいえ、レジネッタ、トールポピー、ブラックエンブレムにもそれなりの票は入る筈。それから…ポルトフィーノに入れるスチャラカ記者が数名出そうな予感。
・最優秀4歳以上牡馬 【自信度B】該当馬なし
アドマイヤジュピタ、エイシンデピュティ、スクリーンヒーローの3択なのだろうけれど、1年を通して活躍した馬がおらず、どれも積極的に推しにくい雰囲気になるとみた。牝馬に蹂躙されまくっている秋G1の現況をふまえ、印象的に「該当馬なし」とする記者が多数出そうな気がする。最も票を集めるのはスクリーンヒーローだと思うけれど…。
前述3頭からは選びたくない、かといって該当馬なしにもしたくないという理由で、カネヒキリに投票しそうな記者が、数名はいそうな気がする。
・最優秀4歳以上牝馬【自信度A】ウオッカ
自分が投票するならダイワスカーレット。それほどまでに、あの有馬記念の強さは衝撃だった。牡馬を含めても最強クラスの馬であることは、今や誰にとっても周知だろう。天皇賞ではハナ差でウオッカの後塵を拝しているけれど、一番強いレースをしたのはこの馬だったと思う。ただ、負けは負けだし、獲得G1数や、春G1不参戦など、対ウオッカの比較で不利は否めず、投票数では、ウオッカとかなりの差がつくかもしれない。ウオッカは、陣営の「東京競馬場専用馬」シフトが功を奏した感。東京競馬場以外ではダイワスカーレットに勝てないと思うけれど…。
・最優秀短距離馬【自信度C】スリープレスナイト
超難問。安田記念のド圧勝に加え、ヴィクトリアマイルの2着もあり、ウオッカが短距離馬としても優秀なのは間違いない。ただ、今年からJRA賞の選出規定が一部変更になっている*3し、ダイワメジャーが選ばれた時の悪評もあるので、ウオッカ選出に抵抗のある記者が多数出そうな気はする。また、「最優秀4歳以上牝馬」や「年度代表馬」にウオッカに投票した記者が、あんまりウオッカばかりというのも…というバランス感覚を働かせそうな予感もあるので、ここは他の馬から。
短距離専用馬としては、スリープレスナイト、ファイングレイン、ブルーメンブラッドの争いになると見たけれど、賞のイメージと秋の印象を重視して、スリープレスナイトか。
・最優秀ダートホース【自信度A】カネヒキリ
ジャパンカップダートだけであれば、ヴァーミリアンと五分五分かと思ったけれど、東京大賞典を制して決まった気がする。ドラマチックな復活劇は、記者にも鮮烈な印象を残している筈だし、ヴァーミリアンとの直接対決は2戦2勝。意外と大差がつくかもしれない。
・最優秀障害馬 【自信度A】マルカラスカル
障害戦は普段全くレースを見ないので、最初は戦績だけを見て、キングジョイかと思った。中山大障害では、春のGJ覇者マルカラスカルとの直接対決も制しているからだ。しかし、一連のレースを見て印象が逆転。中山大障害5着と云っても、あんなメチャメチャなレース*4をして5着ならむしろ検討の部類。春の圧勝には度肝を抜かれたし、やっぱりマルカラスカルに落ち着くと思う。

ということで…。

・年度代表馬 【自信度A】ウオッカ
古馬の牡馬陣があまりにも不甲斐ない状況になっているので、年度代表馬としては、ウオッカとダイワスカーレット、それに3歳馬ディープスカイを加えた3択。ならば、最優秀古馬牝馬(となる筈)のウオッカですんなり決まるだろう。ただ、ダービー&NHKマイルCの変則2冠に加え、秋天3着、JC2着の成績から、ディープスカイにもそれなりに票が集まりそうな気がする。

それから…。ダイワスカーレットが無冠に終わった場合は、特別賞が授与されるのではなかろうか。特別賞の乱発は気に入らないのだけれど、昨年のメイショウサムソンにも授与しているぐらいだから、その資格は十分ある。

*1:公式な発表はなされていないけれど、毎年のパターンからするとそのあたりの筈。

*2:通常の競馬予想的中率が低すぎるから言える^^;

*3:1600メートルまでのスペシャリストから選出することを明確にするため、規定が「短距離の競走における最優秀馬」から、「1600メートル以下の競走における最優秀馬」に変更されている。

*4:レース中盤のコーナーを曲がりきれず、大逸走。外ラチにぶつかる寸前だった。


マラソン・ジョギングランキングへ