餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ドコモが踏み出した大きな「第一歩」

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「定額データプランHIGH-SPEED」は、下り最大3.6Mbps、上り最大384kbpsという通信速度で利用できるデータ通信サービス。HSPDA方式での通信ができ、パソコンに接続した状態で通信しても月額利用料は最大10,500円となる。
【INTERNET Watch】

これは、間違いなく大きな第一歩だ。
ただ、「第一歩」としての意義以上に、僕は殆ど魅力を感じなかった。待望のPC向けの定額プランではあるけれど、今回のリリース内容を読む限り、かなり微妙な内容だと思うからである。
一応、月額4,200円からの従量制ということになってはいるが、PCで高速接続をすれば、あっという間に上限パケットになってしまうのは自明で、これは、10,500円の定額サービスと言っていいと思う。
さらには、定額対応のアクセスポイントである「mopera U U定額HIGH-SPEEDプラン」(月額840円)か「ビジネスmoperaインターネット(HIGH-SPEED)」(月額630円)に契約する必要があるから、なんだかんだでかなり費用が嵩んでしまう。
さらに、オプションではなく、新料金プランになるというのが曲者だ。各種割引サービスが使えないばかりでなく、「データ通信も」「電話も」併用して使いたい人にとっては、結局別回線を契約するしかなくなってしまうからである。データ専用通信回線としての契約しかできないならば、イー・モバイル通信圏の人が乗り換えるメリットは、殆どないのではないかと思う。
ただ、通信圏のカバーエリアと安定性にかけては、イー・モバイルより優位であることは間違いないし、何より、あの「ドコモ」がPC定額に踏み出したという意義は大きい。ソフトバンクモバイルは公約*1通り続くだろうし、auだって追随する筈だ。となれば、価格や利用制限の解除についても、そう遠くない時代に実現すると思う。
だから、これはあくまで「大きな第一歩」として、今後の展開を見守っていきたい。

*1:「他社が料金体系を変更した場合、24時間以内に追随して変更する」


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