餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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AJC杯

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このレースは、いつもその呼称に迷う。
「アメリカジョッキークラブカップ」というのが正式名称なのだけれど、新聞によって「AJC杯」「アメリカJCC」「AJCC」などと色々な省略法がなされているからだ。JRAのホームページならば正解があるのかと思ってみてみると、トピックスなどでは「アメリカJCC」と表記されているのに、出馬表では「アメリカジョッキーC」と表記されており、全く節操がない。
と、そんなどうでもいいことを考えてしまうのは、今回の出走馬たちにどうにも魅力を感じないからだ。
AJC杯と言えば、過去には歴戦のG1馬たちも数多く参戦している、伝統のG2なのだけれど、今年の層の薄さは目を覆うばかりである。いったい、強い古馬たちはどこに行ってしまったのだろう*1と思うようなメンバー構成だ。
格で言えば、ダービー2着があるインティライミになるのだろう。復帰後はどうにももどかしいレースが続いていたが、前走の中日新聞杯でようやく復調の兆しをみせてきた。断然の強さは感じないのだが、相対的にはこのメンバーで上位だろう。展開的にも恵まれそうで、大敗は考えにくい。
ただ、主戦の佐藤哲三を欠き、鞍上が大先生になってしまったのは少し不安だ。思い切り行った方が持ち味のある馬だけに、無難な騎乗を売り物にしている大先生がその良さを引き出しきれずに終わる可能性があるからだ。
本命はフサイチアウステル。中山2200メートルを得意としており、昨年のこのレースでも2着だから、ここは当然狙い目が立つ。8ヶ月ぶりというのは確かに厳しいが、休み明けを苦にしないタイプのようだし、腰不安を解消してリフレッシュされた状態は却って魅力に映る。
内田博幸を確保していた*2ぐらいだから、中途半端な仕上げではなかった筈で、ここは絶好の狙い目とみた。昨年は不調だった柴山だけれど、このメンバー構成で勝ちきる腕は十分持っている。地方出身の雄として、渾身の騎乗を期待。
相手はもちろん、実力上位のインティライミだが、3番手にはマツリダゴッホを。距離が少し長い気がするし、準オープンを勝ったばかりだというのに、やたら人気になっているのが心配だけれど、この馬と抜群の相性を誇るノリならば、何とか格好をつけてくれるとみた。
勝ち馬選びで言えば、以上3頭の競馬になるような気がするが、3着ぐらいならば他の馬にもチャンスはありそうで、順調に使われて良化が見込めチェストウイング、グラスポジションあたりを少し押さえたい。
人気のジャリスコライトは、POGでも指名していて思い入れが強く、本当ならば応援したい馬だ。しかし、この時期の藤沢厩舎による仕上げは、お粗末極まりない状態で、まったく持って信用できない。休養明けの馬に関しては、特にそれが酷いのだ。いざ馬体重が発表されてみて+20kgなどということになっていると目も当てられないので、事前予想では軽視せざるを得ない。
馬券は◎→○▲△△馬単マルチ8点と、◎○→○▲△及び◎▲→△△3連単2頭軸マルチ30点買い。
◎フサイチアウステル
○インティライミ
▲マツリダゴッホ
△チェストウイング
△グラスポジション

*1:そもそも、ディープインパクト引退後、核になる馬というのがすぐに思いつかない。

*2:特指レースで騎乗予定だった地方馬が回避したため、今日の騎乗が不可能になってしまった。


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