餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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武豊の決意

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残された2戦をディープインパクトの名前を汚さぬ勝ち方をする以外にありません。それが、降ってわいたようなスキャンダルに傷ついた、ディープインパクトとその関係者の名誉を回復する唯一の道だと信じています。
(武豊オフィシャルホームページ)

これまで沈黙を守っていた武豊が、自身の日記で今週のJCに賭ける思いを綴っている。僕はそこに、この天才騎手の並々ならぬ決意を感じた。
「名前を汚さぬレース」ではなく、「名前を汚さぬ勝ち方」というところがポイントだ。これは、勝つのは当然、「薬だなんだかんだ言われないような、圧倒的な、ディープインパクトらしい勝ち方を見せてやる」ということなのだと思う。
今回のジャパンカップは、例の薬物騒動後、初めてのレースになるわけで、当然注目度も圧倒的に高い。だから、もしも「らしくない」レースをしてしまうと、心ない輩どもから、どんな批判を浴びせられるかわからない。そんなことがあってたまるものか、ということなのだろう。
自身のコメントは、誰よりも影響力が強いことを判っているから、おそらく、「圧勝後の勝利者インタビューでどのように話せば、ディープインパクトの、そして関係者の名誉が回復できるか」までイメージしている筈だ。
武豊は、一見優男に見えるけれど、誰よりも負けず嫌いであり、しかも有言実行の騎手である。これまで何度も見せつけられた天才の凄さを、今週も実感したいと思う。


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