並み居る強豪を押しのけて。
9番人気サンライズペガサス、堂々の完勝。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | ||
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1 | 6 | 12 | サンライズペガサス | 牡7 | 後藤浩輝 | 58 | 1.46.5 | 5-3-2 | 33.5 | 9 | |||
△ | 2 | 2 | 4 | テレグノシス | 牡6 | 勝浦正樹 | 58 | 1.46.8 | 13/4 | 12-13-13 | 32.6 | 6 | |
3 | 4 | 7 | ケイアイガード | 牡4 | 柴山雄一 | 57 | 1.47.0 | 1 | 3-5-6 | 33.4 | 13 | ||
○ | 4 | 3 | 6 | バランスオブゲーム | 牡6 | 田中勝春 | 58 | 1.47.0 | クビ | 2-3-3 | 33.7 | 5 | |
◎ | 5 | 2 | 3 | ダイワメジャー | 牡4 | 横山典弘 | 58 | 1.47.0 | ハナ | 1-2-3 | 33.8 | 1 | |
△ | 6 | 7 | 13 | スイープトウショウ | 牝4 | 池添謙一 | 57 | 1.47.1 | 1/2 | 8-5-5 | 33.7 | 2 | |
△ | 7 | 8 | 16 | カンパニー | 牡4 | 福永祐一 | 57 | 1.47.2 | 1/2 | 12-13-14 | 32.9 | 3 | |
8 | 6 | 11 | カナハラドラゴン | 牡7 | 石橋脩 | 57 | 1.47.2 | 頭 | 12-8-9 | 33.5 | 14 | ||
9 | 5 | 10 | ハットトリック | 牡4 | 蛯名正義 | 57 | 1.47.3 | クビ | 9-11-10 | 33.3 | 8 | ||
10 | 1 | 1 | エリモハリアー | セ5 | 四位洋文 | 57 | 1.47.3 | ハナ | 10-11-10 | 33.4 | 10 | ||
11 | 5 | 9 | コスモバルク | 牡4 | 安藤勝己 | 57 | 1.47.3 | クビ | 5-1-1 | 34.4 | 4 | ||
12 | 3 | 5 | スズノマーチ | 牡5 | 北村宏司 | 57 | 1.47.3 | ハナ | 3-5-6 | 33.8 | 12 | ||
13 | 1 | 2 | ハイアーゲーム | 牡4 | 柴田善臣 | 57 | 1.47.4 | 1/2 | 16-15-16 | 33.0 | 11 | ||
▲ | 14 | 4 | 8 | メイショウカイドウ | 牡6 | 幸英明 | 57 | 1.47.6 | 11/4 | 5-8-10 | 33.7 | 7 | |
15 | 8 | 17 | ロードフラッグ | セ8 | 二本柳壮 | 57 | 1.48.0 | 21/2 | 10-8-6 | 34.5 | 17 | ||
16 | 8 | 15 | $ | グラスエイコウオー | 牡7 | 藤田伸二 | 57 | 1.48.4 | 21/2 | 15-15-14 | 34.1 | 16 | |
17 | 7 | 14 | サイレントグリーン | 牡5 | 板垣吉則 | 57 | 1.48.6 | 11/4 | 16-17-17 | 34.0 | 15 |
LAP | 12.9-11.8-12.2-12.3-12.0-11.7-11.1-11.1-11.4 |
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通過 | 36.9-49.2-61.2-72.9 | 上り | 69.6-57.3-45.3-33.6 | 平均 | 1F:11.83 / 3F:35.50 |
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単勝 | 12 \1790 |
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複勝 | 12 \590 / 4 \330 / 7 \1900 |
枠連 | 2-6 \3420 (19) |
馬連 | 04-12 \9770 (43) |
ワイド | 04-12 \2920 (39) / 07-12 \19030 (88) / 04-07 \9610 (69) |
馬単 | 12-04 \20970 (86) |
3連複 | 04-07-12 \291730 (311/680) |
3連単 | 12-04-07 \1479620 (1678/4080) |
いやはや、恐れいった。
馬連こそ、万馬券にならなかった*1けれど、馬単は2万馬券、
3連複は29万馬券、3連単に至っては147万9千円!だから、
言葉が出ないとはこのことだ。
レースの上がりが33.6という上がりの早い競馬だから、後ろからの
競馬では到底届かない。
後藤浩輝は、そんな馬場を、展開を読んで、いつものこの馬より前の
位置取りで勝負をかけ、そして見事に突き抜けた。
アサクサデンエンに乗って京王杯SCを制した時も感じたことだが、
馬の脚質にとらわれない、こういったアグレッシブな騎乗姿勢は、
後藤の大きな持ち味であり、大いに評価したい。
後方からの馬では、唯一テレグノシスが上がり32.6の鬼脚を使って
追い込んできた。
往年の力は望めない、などと失礼なことを書いてしまったが、
これがG1馬の、父トニービンの底力なのだろう。
3着は、あっと驚くケイアイガードで、これが入ったために3連複、3連単は
超弩級の配当になった。
しかし、よく考えてみると、この馬も1800メートルの重賞勝ち馬であり、
神戸新聞杯も2着だから、混戦の3着争いぐらいなら、展開ひとつで
紛れ込んできても不思議はなかった。
僕の本命ダイワメジャー、対抗バランスオブゲームは5着、4着。
まさかこの2頭が逃げる展開になると思わなかった。
それでも直線までそのまま残れれば勝負になったのだが、
3角で、引っかかったコスモバルクに先に出られた上、直線入り口
では、一足先にアグレッシブ後藤に突き抜けられてしまった。
2頭とも切れる脚がないだけに、こういう展開になるときつい。
それにしても、横山典弘の絶不調はどうしたことだ。
これで3週連続の未勝利。
心配である。
*1:といっても9,770円だから、ほとんど万馬券も同然