餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》宝塚記念

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世界に繋がるビクトリーロード。
ディープインパクト、完膚無きまでの強さで、宝塚記念制覇。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F
6 8 ディープインパクト 牡4 武豊   58 2.13.0 12-12-9-7 34.9 1
5 7 ナリタセンチュリー 牡7 田島裕和 58 2.13.7 8-8-8-7 35.8 10
8 13 バランスオブゲーム 牡7 田中勝春 58 2.13.8 3/4 1-1-1-1 36.6 9
4 4 ダイワメジャー   牡5 四位洋文 58 2.14.1 13/4 3-3-2-2 36.7 4
6 9 カンパニー     牡5 福永祐一 58 2.14.1 ハナ 8-9-11-10 35.8 6
2 2 トウカイカムカム  牡5 池添謙一 58 2.14.4 11-10-13-13 35.7 8
4 5 ハットトリック   牡5 岩田康誠 58 2.14.6 11/4 4-4-5-4 36.8 5
5 6 コスモバルク    牡5 五十嵐冬 58 2.14.8 4-4-4-4 37.2 3
1 1 リンカーン     牡6 横山典弘 58 2.14.9 クビ 4-4-5-4 37.2 2
10 8 12 チャクラ      牡6 小林徹弥 58 2.15.0 3/4 10-10-9-11 36.6 13
11 7 11 ファストタテヤマ  牡7 武幸四郎 58 2.15.0 ハナ 13-13-11-12 36.5 12
12 7 10 シルクフェイマス  牡7 柴田善臣 58 2.15.1 クビ 2-2-2-3 37.7 11
13 3 3 アイポッパー    牡6 藤田伸二 58 2.15.2 3/4 7-7-7-9 37.2 7
LAP  12.8-11.3-12.1-11.9-12.1-12.7-12.4-11.9-11.3-12.3-12.2
単勝 8 \110
複勝 8 \110 / 7 \560 / 13 \810
枠連 5-6 \600 (3)
馬連 07-08 \1920 (8)
ワイド 07-08 \910 (8) / 08-13 \1540 (14) / 07-13 \9740 (49)
馬単 08-07 \2070 (8)
3連複 07-08-13 \22370 (40/286)
3連単 08-07-13 \43850 (87/1716)
全く、何という強さだろう。いつも見慣れた光景とはいえ、3角から4角にかけての「馬なりまくり」は、本当に鳥肌が立つほど凄い。降りしきる雨、そして泥だらけの勝負服。稍重発表とはいえ、相当に力がいる馬場だったことは間違いないのだが、そんな状況でも、いつもと同じリズムですいすいと上がっていくディープインパクト。この馬にとっては、馬場状態の変化など、何のハンデにもならないということだろう。
2着、3着には、重馬場での重賞勝ちがある道悪巧者の人気薄2頭が入った。ともに7歳馬である。他の若い馬たちは、雨や道悪で持ち味を殺されたのかもしれないが、あまりに不甲斐ない。そんなことでは、ディープインパクト抜きでも、今後勝ちきっていくのは難しいと思えてしまう。
ディープインパクトは、このぬかるんだ馬場でも34.9の上がりを繰り出している。それに続くのがトウカイカムカム(6着)の35.7なのだから、いかに抜きんでた脚だったかということがわかる。武豊は、最後こそ流していたものの、勝ちが見えていた直線でも鞭を何度も繰り出していた。これは勝手な推測だけれど、武は、この時点で既に「欧州での激戦」をイメージしていたのではないかと思う。今回はライバル陣が勝手に脱落してくれたけれど、欧州ではそんなことにはならない筈で、最後まで気を抜かせず走らせることが重要になってくるからである。
さぁ、これでいよいよ凱旋門賞だ。日本馬にとって、夢のまた夢だと思えた世界の最高峰レース制覇も、この馬であれば何とかしてくれそうな気がする。それほどまでの強さを感じたレースだった。あぁ、現地で見たかったなぁ。
(蛇足)予想は痛恨の結果だった。ディープインパクト1着固定とし、バランスオブゲームも拾っているのに、ナリタセンチュリーを取り逃してしまった。ここまで馬場が悪くなると判っていれば、ナリタセンチュリーは当然押さえておくべき馬だった。実に悔しい。コスモバルクもハットトリックも消しているのになぁ。4着、5着に狙い馬が入っているだけに尚更悔しさが募る。


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