北村宏司に初G1の栄冠。
古豪ダンスインザムード、内から伸びて完勝。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | ||
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△ | 1 | 1 | 1 | ダンスインザムード | 牝5 | 北村宏司 | 55 | 1.34.0 | 5-6 | 33.8 | 2 | ||
△ | 2 | 8 | 18 | エアメサイア | 牝4 | 武豊 | 55 | 1.34.2 | 11/4 | 11-12 | 33.4 | 3 | |
3 | 7 | 13 | ディアデラノビア | 牝4 | 岩田康誠 | 55 | 1.34.4 | 11/2 | 10-9 | 33.8 | 4 | ||
4 | 3 | 5 | コスモマーベラス | 牝4 | 柴田善臣 | 55 | 1.34.4 | 頭 | 2-2 | 34.5 | 16 | ||
5 | 4 | 7 | アグネスラズベリ | 牝5 | 本田優 | 55 | 1.34.5 | クビ | 7-7 | 34.1 | 7 | ||
6 | 7 | 15 | デアリングハート | 牝4 | 藤田伸二 | 55 | 1.34.6 | 3/4 | 4-4 | 34.5 | 11 | ||
○ | 7 | 5 | 10 | ヤマニンシュクル | 牝5 | 四位洋文 | 55 | 1.34.8 | 1 | 14-12 | 34.0 | 5 | |
△ | 8 | 7 | 14 | チアフルスマイル | 牝6 | 横山典弘 | 55 | 1.34.8 | 頭 | 15-12 | 34.0 | 9 | |
▲ | 9 | 3 | 6 | ラインクラフト | 牝4 | 福永祐一 | 55 | 1.34.8 | ハナ | 8-7 | 34.4 | 1 | |
10 | 1 | 2 | マイネサマンサ | 牝6 | 森下博 | 55 | 1.34.9 | 1/2 | 1-1 | 35.2 | 10 | ||
11 | 6 | 11 | ロフティーエイム | 牝4 | 安藤勝己 | 55 | 1.34.9 | 頭 | 2-2 | 35.0 | 8 | ||
◎ | 12 | 8 | 16 | ヤマニンアラバスタ | 牝5 | 江田照男 | 55 | 1.35.0 | クビ | 16-15 | 34.0 | 6 | |
13 | 4 | 8 | オーゴンサンデー | 牝7 | 後藤浩輝 | 55 | 1.35.0 | ハナ | 5-4 | 34.9 | 15 | ||
14 | 2 | 4 | スナークスズラン | 牝7 | 田中勝春 | 55 | 1.35.4 | 21/2 | 11-9 | 34.8 | 14 | ||
15 | 2 | 3 | ジェダイト | 牝4 | 佐藤哲三 | 55 | 1.35.4 | ハナ | 8-9 | 34.8 | 17 | ||
16 | 8 | 17 | アズマサンダース | 牝5 | 藤岡佑介 | 55 | 1.35.5 | クビ | 16-15 | 34.5 | 13 | ||
17 | 6 | 12 | ショウナンパントル | 牝4 | 吉田豊 | 55 | 1.35.7 | 11/2 | 16-18 | 34.5 | 18 | ||
18 | 5 | 9 | レクレドール | 牝5 | 蛯名正義 | 55 | 1.35.9 | 11/2 | 11-17 | 34.8 | 12 |
LAP | 12.6-11.2-11.6-12.1-12.2-11.4-11.3-11.6 |
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単勝 | 1 \390 |
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複勝 | 1 \150 / 18 \170 / 13 \230 |
枠連 | 1-8 \760 (3) |
馬連 | 01-18 \1000 (3) |
ワイド | 01-18 \410 (3) / 01-13 \500 (4) / 13-18 \740 (7) |
馬単 | 01-18 \1860 (5) |
3連複 | 01-13-18 \2770 (8/816) |
3連単 | 01-18-13 \11650 (26/4896) |
などと、半ばやけになるぐらい予想が完璧に外れた。今の府中は、内が断然に伸びる。伸びまくる。内差しが得意なダンスインザムードが1番枠を引いた時点で、この勝利は約束されていたのかもしれない。北村宏にとっては、藤沢厩舎所属8年目にして、初のG1制覇である。名門厩舎の所属ジョッキーとはいえ、有力馬に乗せてもらえることは少なかったから、ここまで時間がかかったのも不思議はなかった。
不振の時期があったとはいえ、ダンスインザムードは桜花賞馬だし、復調していたとすれば、このメンバーでは格上だ。昨年秋、天皇賞で、タイム差なしの「頭+クビ」差で敗れた無念を晴らすことができたのは、北村にとって、本当に嬉しかっただろう。
2着は、大外枠から、外を追い込んだエアメサイア。負けず嫌いの武豊が「枠順が(ダンスインムードと)逆なら結果も逆。」とまで言うのだから、相当の馬場差があったのだろう。先週といい、今週といい、ここまで圧倒的に内枠有利な馬場になっているのは、少し問題ではなかろうか。来週からは春クラシックのクライマックスとも言える、オークス、ダービーを迎える。その時には、この不公平なトラックバイアス状態が改修されていることを望みたい。
人気の一角、ラインクラフトは全くいいところなく惨敗。いつもより道中の行きっぷりが良くなかったし、4角では既に手応えがないようにも見えた。中間の控えた稽古状態から考えると、完全に調子落ちだったのだろう。昨年以来、瀬戸口厩舎は無理使いが目立つので心配だけれど、折角の看板馬なのだから、ここはじっくり休ませて立ち直らせてあげて欲しい。
僕の本命ヤマニンアラバスタは、後方から全く伸びずに12着。もう少し走ってくれると思ったが、全く弾けなかった。今の東京馬場で大外を回って差してこれるほど、実力がついていなかったということなのだろうか。