餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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桜花賞

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いよいよ、今年もクラシック戦線が始まる。その第一弾は、僕の大好きなレース、桜花賞だ。
今年は前哨戦の勝ち馬がめまぐるしく変わり、大混戦といってもいい。1番人気はアドマイヤキッス。確かにチューリップ賞の勝ち方は強かったし、今回は上積みも見込める。しかも鞍上は桜花賞5勝の武豊だ。人気になるのも頷ける。僕も、あのレース終了直後は「やっと真打ちが出てきたか」と思った。
しかし今回、冷静にレースを見直してみると考えが変わってきた。「6ヶ月の休み明け」「18kg増」「1勝馬の身」でチューリップ賞を勝ったというのは、確かに凄いが、そういったフィルターを抜きにして、純粋にレース内容だけを見ると、それほど抜けたものではないからだ。素質が十分ある馬であることは認める。そして、桜花賞は素質だけで通用するG1でもある。しかし、過去の桜花賞馬が前哨戦で見せたようなオーラが、この馬には若干不足しているように感じたのである。もちろん、桜を知り尽くしている武豊が鞍上だけに軽視はできないが、人気ほどの信頼性はないとみて若干評価を落とす。
本命はテイエムプリキュア。チューリップ賞ではアドマイヤキッスに完敗しているが、あれはあくまで前哨戦。本番の権利が十分あるこの馬にとっては、無理に勝つ必要のないレースであった。その点、背水の陣で臨んだアドマイヤキッスとは立場が違う。また、主戦の熊沢が直前の怪我で乗れなくなってしまったということも大きかった筈だ。今回は叩き2戦目。熊沢が戻り、調教も抜群となれば、2歳女王の意地が黙っていない。阪神ジュベナイルフィリーズ5着のアサヒライジングがアネモネSを勝ち、同6着のコイウタがクイーンSを勝っていることからも、あのG1勝ちを改めて見直したい。
対抗はフサイチパンドラ。1勝馬の身で臨んだ阪神JFで3着に入った時、来年の牝馬クラシックはこの馬で決まりかとも思った。その後、500万下、エルフィンSに完敗したことでわからなくなってしまったが、ようやく間に合った。関西馬であるにもかかわらず、短期間で中山に2度も輸送しているのは気がかりだが、このレースまでは何とか大丈夫だと信じる。前走、掛かりながら2着に粘り込んだ実力は相当なもので、ペースが速くなる筈のG1のマイル戦は向く。大一番に強い角田鞍上も魅力だ。
3番手には前述アドマイヤキッスだが、それに並ぶ穴馬として、エイシンアモーレを。何だか急に人気がなくなってしまったが、底力のあるこの馬は、阪神競馬場が最も向いており、阪神JFでは前述のアサヒライジングやコイウタに先着している。昨年の桜花賞ジョッキー福永の手綱も魅力だ。
連下には、阪神JFでの着順比較から能力的には厳しそうだが、鞍上魅力の横山典弘コイウタ、岩田康誠シェルズレイ。
◎テイエムプリキュア
○フサイチパンドラ
▲アドマイヤキッス
★エイシンアモーレ
△コイウタ
△シェルズレイ


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