- お見合い記念日
- アパート記念日
- 桂郎忌
今日はお見合い記念日である。
お見合いと言えば、親族が、「そろそろあなたもいい歳なんだからぁ」とか何とか
いいつつ、相手の写真を持ってくるところから始まる、というイメージが僕にはあった。
写真による選定が終わったあと、いざ相手と会う時のイメージもはっきりしている。
お見合い相手と、お互いの親族が個室に集まって談笑したあと、
「あとはそろそろ若い人たちに任せて…」とかいいながら、親族が立ち去って
いくというイメージだ。
だからこの記念日も、その儀式に関係したものになっているのかと
思っていたのだが、全然違っていた。
解説を引用してみよう。
お見合い記念日
1947(昭和22)年、東京の多摩川河畔で集団お見合いが開催された。
結婚紹介雑誌『希望』が主催したもので、戦争のため婚期を逃した20〜50歳の男女386人が参加した。会場で相手を探し、終了後、最高3人までの身上書を申し込むという仕組みだった。
なんと、集団お見合いがきっかけだったとは。
戦後間もない昭和22年に開催されたというのが凄いし、結婚紹介雑誌「希望」*1の紹介
で始まったというのも凄い。
これは、今で言うお見合いパーティの先駆けのようなものではないか。
といっても、僕はお見合いパーティに参加したことがないから、実際は
よく分からないけれど。*2