今日、ポストに投函されていた。
東京ウルトラマラソン実行委員会からの郵送物だ。
このイベントは、今年も最高に感動したので、完走報告が終わっても、連日、さまざまな形でエントリーを書き続けた。
その実行委員会から、いったい何が届いたのだろう?と思い、開封してみると…。
「敢走」記録証だった。
タイム的には、公称56.4km(実測は58km超)のレースで8時間11分もかかっているので、威張れたものではない。
しかし、猛烈な暑さと厳しいコース設定、極楽エイドでの長居を考えれば、完走できただけで十分満足。
なにしろ、ハーフ部門は、47人の出走で、時間内の完走者は、27名。時間内完走率は60.0%という過酷さだったのだ。
ただ、このレースにおいて、完走したかどうか、タイムがどうか、などということは意味がない。
「敢走」記録証に添付されていた案内には、次のような説明が書かれている。
たとえ「完走」とならずとも、ゴールを目指して前に進んだ全てのランナーを称えるという趣旨で、本大会では、「完走」ではなく、「敢走」という言葉を使用し、出走されたすべてのランナーに敢走記録証を送付しています。
このレースの温かさ、素晴らしさを、あらためて実感する言葉だ。
いずれにしても、僕は、まさか、このような形で記録証をいただけるとは思っていなかったので、驚き、そして、感激した。
以前は、レース当日の打ち上げ会場で、シンプルな形の記録証をいただいた記憶がある。
今年はそれがなかったのだけれど、あれだけの大人数イベントを取り仕切りながら、その当日に「全員分の手作り記録証を発行」するのは、どう考えても過酷すぎる。
そもそも、運営やエイドの素晴らしさに比して、参加費が激安すぎるイベントなので、記録証の配布がなくなっても、全く問題ないと思っていた。
だから、今回、このような形で送付していただいたことに、感極まっている。
敢走記録証に掲載されたスタート時の写真を見ると、あの日の感動が甦ってきた。
とにかく、本当に素晴らしい、最高すぎるランイベント。
来年も必ず出場させていただくつもりだ。