僕にとって、3年ぶりの夢舞台出場。
スタート直後、猛烈に舞い上がる紙吹雪。心が躍る。
僕は、あらためて、この最高のレースに参加することができた喜びに浸りながら、走り始めた。
気温は低め*1で、風もなく、途中では日差しさえ出た。まさに、絶好すぎるほどのマラソン日和。
日本屈指の高速コース、かつ、溢れんばかりの大声援。
何をとっても申し分ないレース条件だった。
これはレース後に知ったのだけれど、昨日の東京マラソンでは、設楽悠太選手が16年ぶりの日本新を叩き出していた。
上位10人中6人までが日本人、しかも10位で2時間8分台という好記録になったのは、日本人選手の実力強化もさることながら、レースの舞台が最高だったことを示していると思う。
そんな夢舞台に参加できただけで、僕は幸せだった。
新コースは、僕のイメージ以上に変わっていて、とても新鮮。
そして何より、ラン仲間からいただいた大声援が、本当に心に染みた。
さまざまな繋がりの人たちから、各所で声をかけていただき、そのたびに、折れそうな心が復活。足の痛みも忘れた。
チームはてブロの幟には、やっぱり感激。
MacRun (id:MacRun) さん、びあー (id:beer_beer)さんには、2回も温かいご声援をいただいたので、感謝が尽きない。
だから僕は、圧倒的に練習不足の身体ながら、何とか…。
このメダルを手にすることができたのだと思う。
タイムは、ネットで4時間13分もかかってしまい、自己ワーストに近い。
でも、今の僕にとっては、これが精一杯のタイム。
何より、素晴らしい応援の後押しがなければ、そんなタイムで走ることができなかった。
だから、今回の東京マラソンには、ただただ、感謝しかない。
*1:じっと止まっていると寒いが、走るとちょうどいい感じ。