先週末。
皇居で夜明けのシャワーランを終えた後、僕は、最終目的地へ向かった。
JR秋葉原駅。
この駅ビルにある施設「アトレ秋葉原1」内に、オープンしたばかりの新店。
そう。
餃子の王将Expressアトレ秋葉原店だ。
この日の目論見通り、僕は、ここで至福の時間を過ごした。
だから、お約束の《食レポ》をさせていただこうと思ったのだけれど、その前に、どうしても書いておきたいことがある。
《餃子ランナー》としてのオススメ理由だ。
この店は、皇居を走る全てのランナーにとって、利用価値が高いと思う。
だから今回は、その点についてご紹介しよう。
JR秋葉原駅直結!の好立地
前述の通り、この店はJR秋葉原の駅ビル内に存在している。
皇居ラン後は、東京駅から電車に乗れば2駅で着く。
ただ、ランナーであれば、電車に乗るより走った方が楽。
皇居の大手門を出て、外堀通りを2km程度進むだけ。10分から15分も走れば到着してしまうからだ。
ご褒美スポットが控えているなら、ウィニングラン気分で走れる距離だろう。
また、駅直結であるがゆえに、食事を終えたらすぐに電車に乗ることが可能。《立ち食い蕎麦的》感覚で利用できるのも魅力だ。
JRの秋葉原駅は、山手線、京浜東北線、総武線(各駅停車)が停車する、ターミナル駅のひとつ。
昔は、乗り換えなどがわかりにくい、カオスな駅だったのだけれど、最近は整備されてスムーズな導線になった。
秋葉原には、JRのみならず、東京メトロ日比谷線やつくばエクスプレスの駅もある。
これらの路線は、アトレ秋葉原1とは反対側の出口側に存在しているため、食後に飛び乗るのは難しいが、それでも数分程度なので、便利と言える。
早朝から深夜まで営業!
なんと言っても、朝6時から開店している!というのが最高。
中華系の飲食店で、この時間から開いている店というのは非常に珍しい。*1
アトレ1に入っている店の中で、6時台からオープンしているのは、この「餃子の王将Express」だけ。喫茶店よりも早いのだ。
だから、僕のような《夜明けランナー》であっても利用が可能。素晴らしい。
夜も、日付をまたいだ25時まで営業。
だから、例えば残業後などの皇居ランで、かなり遅い時間になっても、ふらっと立ち寄れる。
定休日は設けられていないので、その点でも安心だ。
スタンディングスタイルが気楽!
皇居ランをしたランナーは、当然、汗をかく。
冬場や雨の日などであれば、それほどでもないかもしれないが、暑くなってくると、汗は悩みの種だ。
ラン後に、皇居周りのランステーションなどで汗を流してさっぱりするのがベストだけれど、それができない場合もある。
そういった際、なかなか、通常の飲食店には入りにくい。汗だくのスタイルで、落ち着いて食事をするのは難しいと思うからだ。
しかし、「餃子の王将Express アトレ秋葉原店」ならば、その心配はいらない。
スタンディングスタイルゆえに、さまざまなタイプの人たちが入れ替わり立ち替わり入ってくる。
だから、周りの客のことなんて、誰も気にしない。
万が一気になる人がいても、固定の席があるわけでもないので、自由に移動できる。
ひとりでふらっと入店しても全く問題ない(むしろひとり客向き)というのも魅力。
店内の雰囲気は洒落ているので、立ち食い蕎麦的なオヤジ専用ショップではない。
客層としても、老若男女問わず使える筈だ。
ライト利用もヘビー利用もOK!なメニュー構成
「餃子の王将Express アトレ秋葉原店」は、餃子の王将系列の店ではあるけれど、通常店とはメニュー構成が大きく異なっている。
何より一番違うのが、《焼き餃子》そのもの。
ひとくち餃子。
これまでの「餃子の王将」メニューとして存在しておらず、この店で初めて登場した、新しいタイプの餃子だ。
通常の焼餃子が、そのままミニサイズになったもので、その分、価格も安い*2。
税抜き180円だから、消費税が10%になったとしても、200円を切る。絶妙の価格設定だ。
価格的にもボリューム的にもライトで、この店のスタイルには合っている。
また、サイズが小さい分、調理にかかる時間も少なくて済み、スピーディに提供できるという点もあるのだろう。
その一方で…。
かき揚げラーメン!
というヘビーなメニューも用意されている。
こちらも「餃子の王将」として初となる、チャレンジメニューだ。
公式Webサイトでは以下のように紹介されている。
かき揚げは、ゴロっと大き目にカットしたチャーシューをメインに、玉ねぎ・にんじん・しいたけ・きくらげ、そして希少性の高い国産メンマが味と食感のアクセントになっています。
高さは約10センチでボリューム満点。インスタ映えします。
ボリューム満点なその内容だけでなく、僕が驚いたのは《インスタ映え》という表現。
そんなことまで意識したメニューだったとは。驚きだ。
確かにこれはインパクト十分で、インスタ映えは十分だろう。
僕は今回注文しなかったが、食べた人の評判は結構いいようなので、次回は是非食べてみたいと思う。
ラン後の《チョイ呑み》にも最適!
アルコール類も、しっかり用意されている。
生ビール、ハイボール、サワー3種。ノンアルコールビールもあるし、別途、ソフトドリンク(十六茶など)もある。
お酒の種類はそれほど多くないけれど、《チョイ呑み》ができるのは魅力だ。
お酒のアテとしては、リーズナブルな「ひとくち焼餃子」で、最高の餃ビーができる他…。
鶏の唐揚げも用意されている。
欲を言えば、キムチやザーサイ、枝豆といった《前菜》《軽めの野菜類》が欲しかった。
まぁ、スタンディングスタイルということもあり、前菜を含めて、ゆっくり居座る客は想定されていないのかもしれない。
また、焼き餃子は、肉も野菜も詰まった完全食だから、それさえあれば、他のつまみはいらないということなのかもしれない。
ガッツリ食べたい人には、ラーメンもある。
ただ、皇居ランの余韻にひたりながら、打ち上げ利用をする場合、もう少しバリエーションがあると、ちょっと嬉しい。
今後に期待。
なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか? (プレジデントムック)
- 作者: 野地秩嘉
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2010/02/12
- メディア: 大型本
- クリック: 139回
- この商品を含むブログ (11件) を見る