Kindle Unlimitedは、月額980円で利用できる、Kindle本のサブスクリプションサービスだ。
僕は、2018年以来、かれこれ3年以上使い続けている。
基本的には、かなり気に入っているのだけれど、どうしても気になる点が2つだけあった。
それは、
- 小説の品揃えが極端に弱いこと
- 同時に保有できる冊数が10冊までとなっていること
である。
3年前の加入時に比べると、少しずつ増えてきてはいるものの、僕の好きな、推理・SF・エンターテイメント系の小説ラインナップは、どうにも寂しいものだった。
しかし、つい最近、こんな大ニュースが飛び込んできた。
出版社最大手の講談社が、なんと、3,000点以上もの読み放題小説を追加したのである。
流石講談社だけあって、人気作家の作品も数多く含まれており、弱かった小説ジャンルが、グッと引き締まったものになった。
それに加えて、昨日、衝撃的な情報を入手した。
昼食後のひとときに、iPhoneでWebサイトをつらつらと眺めていたら、こんなニュースが流れていたのだ。
なんと、Kindle Unlimitedの同時貸出点数が10冊から20冊に倍増されているというではないか。
確かに、記事内のリンク経由で、Twitterのタイムラインを眺めてみると、「なぜか20冊借りられるようになっている。」という報告が、相次いで上がっていた。
記事のタイトルが《ただし、ユーザー限定?》となっているのが、ちょっとひっかかったが、僕はもう、3年以上も継続してKindle Unlimitedを使い続けているのだから、対象者に違いない、と確信。
昼休み後は、また、業務に忙殺されてしまったため、確かめるのは帰宅後のお楽しみにとっておくことにした。
僕は既に10冊の枠を使い切ってしまっていたから、新しく読みたい本が出るたびに、ちょこちょこと入れ替えながら運用していたが、その枠が一気に10冊も増えるのは、実にありがたい。
早速、講談社文庫を借りまくろう!と思い、帰宅したのだけれど…。
増えてなかったorz
相変わらず、僕のアカウントでは10冊までの貸出制限がかかっている。
講談社文庫のシリーズ物や上中下巻本などが、「合本」で1冊扱いになっているのは最高で、その分、冊数が増えるのは抑えられたけれど、やっぱり、この貸出制限は痛い。
講談社文庫のラインナップは実に魅力的で、まだまだ借りておきたかったのだけれど、返却本を決めるのが難しくなってきて、ここで断念。
まぁ、どうせいっぺんに読めるわけじゃないので、順番に入れ替えていけばいいだけの話なのだけれど、「20冊借りられる人がいる」のに、「僕は10冊しか借りられない」というのはどうにも不満で、間尺に合わない。
amazonからは、この件(貸出点数倍増)について、何のアナウンスもされておらず、今は【テスト運用】なのかもしれない。
しかし、1日でも早く、正式対応をして欲しいと願うばかりだ。