200万冊以上の本が読み放題となるKindle Unlimitedは、読書好きにとって、最高のサブスクリプションサービス。
しかし、このサービスには大きなトラップがあった。
同時利用できる冊数が10冊まで、という制限がかかっていたことだった。
そのため、11冊目の本を指定する場合、1冊を解除しなければならない。
僕は、かなり前から10冊枠を使い切っていたため、新たに読みたい本を見つけるたび、「入れ替え」をするのが、非常に面倒を感じていた。
今年の夏ぐらいから、試験的に(?)一部のユーザーで、同時利用点数枠が20冊に拡大されている情報が流れ、僕は大いに羨ましくなった。
僕のKindle Unlimitedでは、いつまで経っても10冊までしか保持できなかったからだ。
僕は、今年9月に書いた、このエントリーで、その不平を嘆いている。
しかし、ブラックフライデーセールを間近に控えて、ついに、amazonが動いた。
ひっそりと、さりげなく、全ユーザーの同時利用点数が倍増していたのだ。
いやぁ、嬉しい。これは嬉しい。
《読み放題》を謳う以上、制限があるのは今ひとつ解せないが、全てを保存できてしまうと、「デジタル積ん読」が増えそうな気もするので、ある程度の制限は仕方ない。
ただ、10冊ではあまりにも少なかったから、それが20冊になるというのは、大きな、大きな進歩だ。
最近は、コミック合本などの読み放題も増えている。
ランナー必読の「マラソンマン」も、読み放題対象だ。
このコミックスは全19巻であるが、Kindle上では合本形式で提供されるため、7冊に凝縮されている。
ただ、7冊とはいえ、これまでの10冊制限では同時保有が厳しく、僕は、途中で入れ替えながら、懐かしのコミックを再読したことを思い出す。
その頃から20冊に拡大されていれば、いちいち入れ替えずに済んだのになぁ…。
まぁ、済んだことを言っても仕方がない。
同時利用冊数拡大で、Kindle Unlimitedは間違いなくパワーアップした。
今後、さらなる拡大を願いつつ、使い続けていこう。