餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「餃子屋」と言う名の餃子屋に行ってみた

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ということで、僕は、足柄峠走帰りに、この駅で降り立った。

f:id:ICHIZO:20181004001938j:plain 小田急線新松田駅から、2駅目。栢山駅だ。

この駅名が読めるだろうか。恥ずかしながら、僕は、読み方の想像さえもできなかった。

なんと、これで「かやま」と読むのである。

沿線外の人で、これが難なく読める人は、相当の漢字好きか、鉄道好き…あるいは、知り合いに「栢山さん」がいる人だけなんじゃないかと思うw

駅名さえも読めない僕が、唐突にこの駅を訪れたのには、意味がある。

そう。もちろん、この駅の近くにある「餃子屋」に行くためだ。

先日のエントリーで書かせていただいたように、僕は足柄峠帰りに寄る餃子店として、「山北」「国府津」「松田(新松田)」という3つの拠点駅周辺を開拓できた。

そのため、今度は、そこから少し足を延ばしてみようと思ったのだ。

Webなどで、つらつらと情報を検索してみると、小田急線の新松田から2駅進めば、おいしい餃子の食べられる店があると知って、僕はわくわくした。

新松田からは、小田原方面に向かうため、僕の帰る方向とは逆になってしまうのだけれど、なぁに、おいしい餃子を食べるためなら、まったく苦にならない条件だった。

ということで、僕は、先日の峠走後、この駅で降り立ったのである。

Googleマップでの案内によれば、駅からその店までは、ほぼ一本道。1㎞もなかったので、駅周辺の店と言えた。

ただ…駅前には商店街があるわけではなく、正直、ちょっと閑散としていた(この日が日曜日だったせいかもしれないけれど)ので、こんな日の昼間に営業しているのだろうかという不安を抱くほどだった。

しかし…大丈夫。そういった不安に備えて、僕は、あらかじめ店に電話確認をしていた。普段はズボラな性格の僕だけれど、こういうところだけは抜かりないのだw

駅から歩くこと5分程度。大きな交差点の角を曲がると、いきなりその店は姿を現した。

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その名も、ズバリ「餃子屋」だ。

なんともシンプルでストレートな店名なのだけれど、それが逆に、餃子に対する自信を感じさせる。

僕が店に到着したのは、ランチ営業が始まる15分前。食べログなどの情報によると、結構な人気店ということだったのに、店の前には誰も並んでおらず、ちょっと寂しい雰囲気を醸し出していた。

僕は、一瞬不安だけ不安になったが、前日確認しているのだから、問題ない筈だった。

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実際に、店舗の入口には、このような案内も掲示されていたから、僕は、それを信じて待つことに決めた。

僕の心配は、やはり杞憂だったようで、ほどなく、すぐに人が並びはじめ、開店直後には、10人を超える列になっていた。やはりここは人気店なのだ。

午前11時半。営業時刻の案内通りに、しっかりと開店。僕は、一番乗りだったため、真っ先に入店。店の奥のカウンターに座った。

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その直後の情景。

近所の人っぽい、ラフな雰囲気の人たちで、すべての席がすぐに埋まった。 

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 店内に掲げられていたメニュー看板。

ランチタイムサービスとして「餃子ランチ」と書かれているが、その価格に驚愕。

なんと、1,200円もするからである。ランチの価格としては、それも、餃子ランチとしては、かなり高額なのではなかろうか。

「平日のみコーヒー付」と書かれていて、平日ならば、まだ納得できるのかもしれないが、僕が訪れたのは、日曜だからコーヒーもないのだ。

高額なのは、ランチだけではない。 

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 単品餃子類も、かなり高額な値段設定。

水餃子に至っては、なんと1,000円を超えるのだから、驚かずにはいられない。

ただ僕は、だからこそこの店の餃子には期待できるような気がした。

これで餃子が凄くなければ、美味しくなければ、近所の人が並んでまで食べる筈などないからだ。

いざ、注文。

「餃子ランチ」にも惹かれたが、ご飯を食べてしまうと、僕はすぐにお腹が膨れてしまう。ということで、僕は餃子2種を頼んだ。

待っている間、カウンターから厨房を眺めてみる。

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店の女性は、次々と新しい餃子を包んでいた。

それとともに、ひっきりなしにかかってくる電話にも対応。この店の餃子は、持ち帰りも可能らしく、その受付を行っているようなのだ。

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受付電話は、今や懐かしい、ダイヤル式黒電話。

最近の若い人たちに「昔は、こんな’電話があったんだよ」と言いたくなるような電話だ。しかし、この店では、今でも堂々と現役。凄い。

それとなく聞こえてくる通話の内容に、僕は、またしても驚いた。

「5時の分は既にいっぱいで…。6時過ぎになりますが、よろしいでしょうか」

などと答えているのだ。

なんと、そんなに人気の餃子なのか!

これは、俄然期待値のハードルが上がる。

値段が高額ということもあり、あんまり上げてしまうと、いざ、残念だった時のショックが大きいのだけれど、この時点では、やっぱり期待のほうが大きかった。

待つこと10分程度だったろうか。

厨房の奥から、じりじりと、その日最初となる「一番餃子」の焼きあがる音が聞こえてきて、それは、僕のテーブルの上に届けられた。

(以下、続くw)

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