6月ランの振り返りをしてみて、そう言えば、このことを書いていなかったなぁと思い出した。
サロマの1週前、雨の河川敷往復ランを行った時の話だ。
僕は、Bluetoothヘッドホン経由で、みゆきさんのオールナイトニッポン月イチを聞き流していたら走っていたのだけれど、いきなり、その音が途絶えた。
その時点では、10km程度しか走っていなかったので、バッテリ切れというのは考えられない。
radikoではなく、録音したものを聞いていたので、電波障害でもない。
となると、いったいなんで突然切れたのだろう…?と思い、立ち止まって、iPhoneを取り出してみると、これまでに見たことのない画面が表示されていた。
ん…?いったい何だこれは?
下部には「緊急」などという文字も表示されていたので、ちょっと焦った。
ただ、この「緊急」は、どうやら、「緊急通話はできる」という意味だったようで、クリックすると数字キーパッドが表示された。
また、使用できないにも関わらず、このように画面キャプチャを撮ることは可能だった。不思議だ。
僕は、いきなりiPhoneが使えなくなってしまったことに焦ったが、「1分後にやり直してください」という案内が出ているのだから…とりあえず1分待ってみることにした。
もちろん、じっと待っていたわけではなく、実際は、走りながら時を過ごしたのだけれど。
ただ…正直、あまり期待はしていなかった。
そんな表示が出ていても、結局は解決せず、強制再起動させるしかないのだろうなぁ…などと思いながら走り続けていたのだ。
そんなことを思いながら、数百メートル走り、「もう、完全に1分経っているぞ」と、画面を見ると…。
普通のホーム画面に戻っていた!
嬉しさのあまり、今度はキャプチャを取り忘れてしまったが、僕のiPhoneは、何ごともなかったかのように、元に戻っていた。
Runkeeperアプリも、健在。画面が消えていた1分間も、継続してラップをとり続けている。
ミュージックアプリはいったん落ちてしまったが、ランアプリはバックグラウンドで生きていたようだ。
ということで、僕は再び、みゆきさん軽妙なトークに耳を傾けながら走ることはできたのだけれど、いったいどうしてこんな現象が起きたのだろう。不思議だ。
帰宅後、Webで検索してみると、これはiPhone旧知の問題で、その原因も、根本的な対策も発見されていないことがわかった。
僕の場合、本当に1分待ってみたら解決したが、それは、幸運な例。
どんなに長い間待ってみても、全く表示が戻らず、iPhoneを強制再起動させて、何とか復活させたという報告も多かった。
今後同種の問題が発生した際は、強制再起動させれば復活する…ということがわかったのは収穫。
ただ、再起動させてしまうと、その際に、アプリはいったん完全終了になってしまうため、Runkeeperなどの記録も途切れる。
だから、今後、もしもラン中に同種の問題が発生しても、焦らず、じっと1分間我慢して、自然解決を祈りたい。