昨日は、鏑木毅先生の新刊を読んで過ごした。
僕は、昨日、走ることができなかったので、ちょっと「もやもや」していたが、そんな気持ちを払拭してくれる素晴らしい内容。
やっぱり、鏑木先生は素晴らしいなぁ…と、その余韻に浸っていると、iPhoneアプリのリマインダーが鳴った。
気がつけば、もう時刻は夕方。
リマインダーの内容は、昨日の18時から始まる、エントリー開始の通知だった。
北海道マラソン2018。
昨日は、朝起きた時から、このレースのエントリー時間を意識していたが、素晴らしい本に酔いしれ、それを一瞬忘れかけていたため、リマインダーの存在はありがたかった。
北海道マラソンは、2011年から毎年出場し続けている、僕にとって大切な大会。
だから今年も、もちろんエントリーするつもりだった。
レース当日の気温は、30℃になろうかという過酷な条件で、制限時間もシビアな大会*1なので、エントリーは余裕…の筈だったのだけれど、近年はそうでもなくなってきた。
数年前から、札幌大通公園発着に変わり、主催者側も、「都市型の楽しいマラソン」というイメージを打ち出してきたため、人気大会になってしまったのだ。
とにかく暑いし、途中延々と続く新川通コースは単調で過酷だから、軽い気持ちで出場した人には、とても厳しい大会になるような気もする。
ただ、それを補ってもあまりある魅力を備えている大会なので、人気になっても仕方がない。
ということで、僕は、エントリー開始の10分前からパソコン前に待機。
人気大会と言っても、長野や湘南国際のように、エントリー開始後《瞬殺》となる大会ではなく、数時間は大丈夫(去年は数日大丈夫だった、筈)だから、焦る必要は全くなかった。
しかし、僕は、すぐにエントリーを済ませておきたかったのだ。
エントリー開始時刻。18時。
北海道マラソンWebサイトの申し込み受付ボタンを押すと、案の定、この画面が現れた。
システムを担っているRUNNETサーバの、順番待ち受付案内。ランナーにはお馴染みの表示だ。
待たされるときは、延々と30分以上これが続き、いざ繋がると締切だったりすることもあるのだけれど、今回は、違った。
自動更新を繰り返すこと20回程度。18時10分ごろになると…。
この画面が表示されたからだ。
ここでエントリーを押したあとも、また、2回ほど順番待ち受付画面に飛ばされたが、僕は焦っていなかった。
ここまで来れば一本道。いざ、情報入力画面になってからは実にスムーズで、あっという間だった。
よし。
8年連続、8回目のエントリー完了!だ。
僕がマラソンを始めたのは2010年11月の秋。
それから僕は、さまざまなレースに出場してきたが、毎年ずっと出場し続けているのは、この北海道マラソンだけ。
僕にとっては、それぐらい思い出深く、大好きな大会。
なんといっても、とにかく、運営とエイドが素晴らしい。
どこまでも、どこまでも、延々と果てしなく続く給水テーブル。初めて見た時は感動が止まらなかったし、今でもその思いは変わらない。
灼熱の大地、延々と続くストレートロードで、水をかぶりながら走り続けるのが、本当に爽快で、気持ちのいい大会なのだ。
僕は、基本的に暑さには強い(寒さには弱いw)ランナーだと思っていて、だから、一般的なランナーほど、暑さに伴うタイムの落ち込みはない。
2011年の初出走時、僕にとっては2回目のマラソンで4時間を切れたし、4年前には、サブ3.5でも走れた。
ただ…。
去年は、座骨神経痛に苦しんだこともあって、なんとかギリギリサブ4。
このレース以降は、症状が悪化。4時間も切れなくなってしまったので、僕はかなり落ち込んだ。
座骨神経痛に加えて、胃腸トラブルや骨折なども重なり、最悪の状態になったものの、でも、もう、きっと大丈夫。
何とか僕は復活モードに入ったと思っている。
これからは、暑さにも負けない究極の持久力を身につけていくだけ、だ。
北海道マラソンは、もともと大好きなレースだったけれど、去年からは、さらに大きな楽しみが加わった。
チームはてブロのみなさんとの、レース前のシューズ円陣。
僕は、これで、レースに向けて大いに気合が高まった。
そして…。
青空打ち上げ!
いやぁ、本当にこれは楽しかったなぁ。去年もとにかく暑かったけれど、だからこそ、本当に、レース後、青空の下で飲むビールは、とにかく美味しかった。
あぁ、だから今年の北海道マラソン当日も、めちゃめちゃ暑く、晴れた日になって欲しい。
レースも、そして、青空宴会も大いに楽しくなるからだ。
僕はそれが楽しみで仕方がないので、今から祈り続けていこうと思う。
*1:41.6km関門を5時間05分で通過する必要がある。但し、以前は4時間のレースだったので、それに比べればかなり楽になった。