今日の未明。
そぼ降る雨の中、僕は気持ちよく走り始めていた。
臀部の痛みは殆ど治まり、しかも今日はかなり涼しかったので、久しぶりにロングランができそうかも…と思いながら走っていた。
ところが。
3kmを超えたところで、いきなり右足首の外側に激痛が生じた。
うわっ。なんだなんだ。
特にスピードを出したわけでも、捻ったわけでもないのに、突然の激痛。
僕は、すぐに足を止めたが、ランニングどころか歩いても痛い。
ほんの一瞬のことかと思ったけれど、いっこうに痛みが引くことはなかった。
僕は、雨を全身に受けながら呆然と佇み、蹲り、唸る。
どういうことなんだよ、いったい…。自分の身体を呪った。
僕は、足を引きずりながら国道まで出て、タクシーを拾い、なんとか帰宅したが、とんだ散財だ。
帰宅後、足首を眺めてみた。
腫れてはいないし、何の問題もないように見える。外から押しても何も感じない。
しかし、いざ歩こうとすると、ズキズキ痛むのである。
今日が祝日だったのは、せめてもの救い。通勤しなくて済むからだ。
終日足首を冷やして静養に努めよう。
一時的な現象で治まってくれるといいのだけれど…。