餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ヤレロマ「ボクらの時代」&「トークライブ」を見て思ったこと

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M-1グランプリ2023は、劇的な結末となった。

決勝ラウンドに上がったのは3組。

ただ、ファーストラウンドを1位で通過した「さや香」は、超マニアックなネタ(見せ算)で自滅してしまった為、実質は2組の争いになった。

全3組のネタが終わり、審査員7人による決戦投票の結果が、1人づつ公開されていく。

山田邦子「ヤーレンズ」

博多大吉「令和ロマン」

それ以降も、「ヤーレンズ」「令和ロマン」「ヤーレンズ」「令和ロマン」と、交互にコール。

いやはや、なんともドラマチックな展開だ。

6人目までの開票が終わった後、絶妙の間があった。

会場も、日本じゅうの茶の間も、松本人志が誰を選ぶかに興奮した筈。

結果運命の1票は…。

令和ロマン

に投じられ、ヤーレンズは惜しくも涙を呑んだ。

M-1史上に残るドラマチックな結末だったと言っていい。

しかし、この2組によるドラマは、それだけではなかったのである。

「M-1グランプリ2023 アナザーストーリー」を見て、僕は、大きく心を揺さぶられてしまった。

一昨年の12月。

「M-1グランプリ2022」において、ともに決勝進出を逃した瞬間から、この2組のドラマは始まった。

「ヤーレンズ」&「令和ロマン」=「ヤレロマ」の誕生。

そんな「ヤレロマ」で、去年の1月から11月に至るまで、毎月ツーマンライブを開催し続けたのだ。

所属事務所も違うし、世代も大きく異なるコンビが組んでのライブは、相当に異例だった筈だが、2組は見事に共鳴。研鑽を重ねていく。

そんな2組が「12月はツーマンライブを行わない」と宣言。

その理由は…。

「(12月に開催される)M-1の舞台がヤレロマになるから」とのこと。

いやぁ、なんとも格好いい台詞ではないか。

そしてそれを有言実行してしまったのだから、ドラマチックすぎる。

僕は、恥ずかしながら、そんな「ヤレロマ」の存在を知らず、去年のM-1以降に痺れた初心者「ヤレロマ―」(って言うのか?^^;)だ。

しかし今僕は、ヤレロマ(特にヤーレンズ)に夢中なので、今年は「ヤレロマ」を追いかけていこう、ライブにも行こう!と決心していた。

しかし、今年の1月、衝撃的な事件が起きる。

吉本興業《鎖国》と呼ばれる経営方針が打ち出され、直営劇場への他事務所芸人出演がNGになってしまったのだ。

直営劇場以外のツーマンライブにも規制がかかった(?)ようで、実質的に「ヤレロマ」の開催も、困難になってしまった。

吉本興業の直営劇場は、本来、吉本芸人の為にあるものだから、会社の方針としては、間違っていない。

ただ…。

折角昨年のM-1で、ヤレロマが大いに盛り上がってきた矢先だけに、実に残念だ。

昨日、ヤレロマロスに陥りそうになっていた僕を救ってくれる番組が放映された。

ボクらの時代 2月18日(日)放送分 令和ロマン×ヤーレンズ|報道/ドキュメンタリー|見逃し無料配信はTVer!

なんと、「ボクらの時代」だ。

この番組は、3人での鼎談形式で行われることが多いから、2組4人での構成は実に珍しい。

フジテレビ系の番組で、「M-1」(テレビ朝日系)繋がりの2組が対話するというのも異例。

しかし、この番組のスタッフは、それだけ、この共演に意義があると考えたのだろう。

まさにこれは、フジテレビ版《ヤレロマ》なのである。

この番組には、2組の「相性の良さ」が詰め込まれており、まさに《ヤレロマ》の真骨頂。

最高に楽しかったのだけれど、いかんせん、30分という放送時間は短すぎると感じた。

もっと、もっと、この楽しい話を聞き続けていたい。

そんな僕の夢は…。

このライブ配信で叶った。

令和ロマンのくるま曰く「1期ヤレロマの最終回」となる、ヤレロマライブの配信画像だ。

このライブは、奇しくも、「ボクらの時代」収録日と同日に開催されたようで、まさに、「ボクらの時代」のアフタートークとも言える内容になっている。

「ボクらの時代」ではカットされてしまっていた話題も含め、地上波では聞けないような裏話も満載。

漫才はなく、約1時間半、4人がただ話し続けているだけのライブなのに、どうしてこんなに面白いんだろう。

僕は、いつまでもいつまでもリフレインして見たくなってしまった。

しかし…。

この配信は明日(2/20)で終了してしまう。

ヤレロマファンならば、見て絶対に損はないし、見ないと絶対に後悔する。

今後、ヤレロマはいつか復活してくれると信じているけれど、とりあえず「1期ヤレロマ」の最終回となるライブなので、ファン必見だ。

あぁ、吉本鎖国の網をかいくぐって、○○○でのライブを実現してくれないかなぁ…。(詳しくはライブで!)


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