腕に巻く活動量計。ウェアラブルガジェット。
僕は、これが世に出てきた時代から、こだわり続けてきた。
初代のNike+FuelBandをゲットしたのは、もう5年も前。
その時は、まだ日本で正式発売しておらず、並行輸入品を手に入れた。
活動の数値が、手元やアプリで確認できるのが楽しくて楽しくて、しばらくは惚れ込み続けたことを思い出す。
その後…。
初代のJawbone UPが発売され、いきなり大ヒット商品になった。世にウェアラブルガジェットブームの風が吹いてきた時期だ。
僕も、もちろん我慢できるわけがなく、もちろんゲット。
2本の使い分けはどうするのか…?と思われるかもしれないが、個人的には全く問題なかった。
単に併用すればいいだけだからだw
FuelBandはNike独自の活動量単位(Fuel)測定がわかりやすく、かつ、本体そのものですぐに確認できるため、日中のモチベーション維持に。
Jawbone UPは、本体だけでは何も確認できないが、アプリがよくできているので、そのアドバイスなどが参考になったし、かつ、FuelBandにはない、睡眠計測機能が秀抜だった。
ということで、僕は長い間、この2本を使い続けてきたのである。
FuelBandでは、ブラックアイスというスケルトン筐体の格好いいタイプも買ったし、その後、めでたく日本発売されたFuelBand SEは、歓喜してゲットした。
Jawbone UPシリーズは、故障が多すぎることに辟易しながらも、やっぱり縁を切れず、いつも予備機を含めて購入。UP24→UP3へと進んだ後、バッテリもちと安定感を重視して、UP24に戻っている。*1
Jawbone UP24 by JAWBONE JP ライフログ リストバンド 活動量計 ( アプリ連動 / Bluetooth 同期 / オニキス / サイズ M ) JL01-52M-JP
- 出版社/メーカー: Jawbone
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: エレクトロニクス
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このUP24は、非常に安定していて装着もしやすい。
現在もまだ流通しており、価格も非常にお買い得になっている、UPシリーズの中の名機だ。
ということで、まだまだこの2機を使い続けていくつもりだったのだけれど、そうもいかない事情が発生した。
今年7月末、2つ目のFuelBand SEが故障。当初は、予備機として持っていたものだが、1つめ同様、突然、活動量を計測しなくなってしまった。
僕は、大いに焦って、さまざまな方法を試してみたけれど、とうとう回復することはなかった。
もう、僕の手元に、さらなる予備機はない。
再購入しようにも、FuelBand SEは、生産中止から2年経っているため、通常ルートでの流通は断たれていた。
NIKE(ナイキ) 活動量計 Nike+ fuelband SE ナイキフューエルバンド SE ブラック/ボルト [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: NIKE
- メディア: スポーツ用品
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中古品ルートでは、まだかろうじて入手可能。
しかし、Nikeのサポートはとっくに打ち切られているため、流石に、こういった中古品を買うのはためらわれた。
しばらく悩んだ末に…。
結局僕は、5年間使い続けたFuelBandシリーズに別れを告げることにしたのだ。
Jawbone UP24は健在だったが、これは、できることが限られているため、やっぱりW巻きが必要。
ということで、僕は、FuelBandの「後釜」として使えるウェアラブルガジェットを求めることにした。
ただ、今後、またしばらく使い続けることを考えると、そのガジェット選びには大きく頭を悩ませた。
ウェアラブルガジェット市場は飽和状態で、「淘汰」の様相になりつつある。何しろ、一世を風靡したFuelBandだってUPだって、今やもう、市場から撤退してしまったのだ。
Apple Watchの登場により、その厳しい状況が加速している感もあるので、一寸先は闇。
となると、高価なガジェットを買うのはためらわれた。かといって、Apple Watchを購入する意欲は全く生じなかったので、僕は、とりあえず、安価なものを試して購入してみることにした。
一通りそれなりの活動量が測定できて、心拍計までついていて、5,000円を切るウェアラブルガジェットが、今や沢山発売されており、Amazonなどでのレビューもそれほど悪くなかった。
ならば、とりあえずはそれでいいんじゃないか?…と思ったのだ。
しかし、安物買いの銭失いとは、このこと。
そのガジェットについていた充電ケーブルで、大惨事になる事態が生じてしまった。
ガジェット自体も、値段から考えれば悪くはなかったが、いろいろと割り切りが必要な出来。
そのため、毎日装着して使い続けるには、ちょっとストレスがたまる気がしたので、僕は、リピートを断念。
今度は、ちょっと予算をかけてでも、 これまでの活動量計の集大成とも言えるような端末を購入しようと思った。
僕がこれまで、生活を共にしてきたウェアラブルガジェット。過去の遺産はこんなにもある。
これらの思い出を無駄にすることのない、究極のガジェットを選びたい。
ということで、悩みに悩んで選んだ結果、僕が選んだウェアラブルガジェットは…。
*1:UP3は、UP24の後継機なのだけれど、どうにも安定しない上、バッテリもUP24の半分しかもたない。